その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

エコ(なんじゃ?)

2009-04-10 19:19:19 | 暮らし
田舎人が、『なずな』を探す旅は、まだ続いております。
昨日の『ノビル』と『アサツキ』
のように、子どもの頃からの
思い込みであったり、無関心さによって足下にあるにも関わらず
目に見えない(認識しない)ことって多々あるような気がします。

『なずな』が見当たらない…。すわ、環境の変化か?温暖化とか、
性急に結論づけないで、『なずな』と『タネツケバナ』の生育特性、
例えば、種の発芽率であったり、耐寒・耐熱性、生育土壌のpH
を冷静に調べてみようじゃないか。
トホホ。生物の先生ではないので、面倒臭いことは誰かにお任せ
いたします。

当面、自分の足と目を使って、探すことにします。
ご近所を歩きまわり、ついに見つけました。
花茎が伸びてしまえば、私でも分かります。
この状態を目に焼き付けて、再度、家の周りを探してみますと、
やはり有るじゃないですか…。古老の隠居部屋の軒下に…、
ただし、4株。また、裏の畑をうろつくと、花菊の株間に3株。
除草剤で枯れかけた『なずな』を古老に差し出しますと、
「間違いねぇ。これが『なずな』だごで(なずなである)。」と
太鼓判を押してくれました。

ん~。食うには、個体数が少なすぎる。
ましてや、ロゼッタ状の葉の状態では、『なずな』と『タネツケバナ』
を判別することは、かなり厳しい。
秋の収穫祭で、「雑煮もち」にちらすには、家の周りの個体数を
もう少し増やす努力が必要なようです。




コメント
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