今日は日も良し、天気も良し…と言うことで
昨日に引き続き、フィールドに出かけました。
杉木立を抜け、(花粉症の方、ごめんなさい。私は平気なもので)
昨日とは反対側の斜面に向かうと…、
砂防堰堤が現れまして、この時期にしか見られない水量を
吐き出しています。
砂防工事などと言うと、何やら利権工事がらみの話題になり
そうですが、急峻な斜面近くに住む人に話を聞きますと、
大雨の夜には、通常考えられないような大岩が音を立てて
流されるのだとか…。
下流では、川虫が盛んに活動しており、帰り道、カゲロウが
羽化し、飛んでいました。
振り返れば、コナラの木の芽がかなり膨らんでいて、
こういう条件なら、ミドリシジミの卵があったりして…。
残念、卵は見つけられませんでしたが、一か所潜り込んだ
ような痕跡があります。触らず、そっとしておきます。
そんなに構えなくとも、手の届くところに生き物の息吹が
感じられます。
クルミの木の下には、これまた上手にくり抜かれた実が…。
リスの仕業であろうと思いつつ、野ウサギの糞や実の痕跡
を眺め、このフィールドの住民に思いを馳せるのでありま
す。その内、条件(運)が良ければ、痕跡の主と遭遇する
機会があると思います。昼休みも終わりに近づいた頃、
ん~。これは、このフィールド外の住民の痕跡であります。
何を考えてんだか…。
このフィールドには、日本ザルも出没しますが、サルにも
劣る生き物が、何やら生息しているようです。