その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

米価は下がるのか?

2009-04-22 23:03:50 | 暮らし

石破農水大臣は、農林族のタブーに果敢に挑戦し、減反政策の見直しを指示したそうで、さすが農林族の議員さんたちの猛反発を恐れ、試算結果を公表しながら世論の動きに合わせ、なし崩し戦術を取る模様であります。
減反を止めれば、米は生産過剰となり価格は現在の3分の2程度になるとか。
これでは農村は崩壊する…もう充分崩壊していると思うのですが…。

「柳の枝に猫がいる。だから~ネコヤナギ~♪」
『天才!バカぼん』の世界であれば、充分のどかな世界ではあるが、
我が家の田圃の隣、耕作放棄地の柳の枝では、もう笑うに笑えない。
5年も放棄すれば、いとも簡単にこのような情景を創り出すことが出来ます。
「全国一筆調査を実施し、耕作放棄の現状と事由を調査する。」
農林省のお役人は、何を戯けたことをおっしゃっているのでしょう。
経営が成り立たない。転作作物では飯が食えない。だから放棄する。
まったく単純な構図でしかないのに、後付けの理由が必要なのでしょうか?
結論は見えています。だから、規模拡大し、生産効率を上げ、認定農家に
土地を集約する以外ない。
1ha区画の土地改良を進め、大型化を推進する。
農家は、水管理が出来ないから、会計検査が終われば、中グロ(畦畔)を
後からこさえる。
農林省の頭脳がアメリカナイズ
されても、農家の脳は、瑞穂の国のままなので
結局、農水補助事業は何だったの?ということの繰り返し。
田圃を荒らしたら、隣の耕作者に迷惑をかけてしまう…。ただ、それだけの「恥の
文化」で支えている。これが我が家の現状なのであります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菜の花で車を動かす。

2009-04-22 19:19:19 | 暮らし
本日4月22日は『アースデイ』地球環境を考える日であるとか?
毎年4月は、地域ボランティア活動が動き出し、先の日曜日は、集落内の
用水路の清掃(泥上げ)普段使わない部分の筋肉(太ももの裏側)が痛い。
今朝も早よから、こうして地区の高速道路下のごみ清掃を行いました。



結果は、ご覧の通りで、これでも一時期よりは良くなった方です。
周辺を耕作する農家が、車に弾かれた石や空き缶を拾い、高校の父兄会
が地域貢献として空き缶拾いをし、商工会建設部が拾ってもこの通り。
始めた頃は、ふとんや古タイヤ、自転車にオムツまで捨ててあり、4t
トラック2台分のごみが出たことを思えば、何歩か前進したと評価すべ
きなのでしょう。
捨てないでいただくことが、まず先にあり、次に缶コーヒーを飲んだら
身の回りの空き缶をもうひとつだけ、余分に拾っていただく。
こんなマイルールを作っていただければ、住み良い環境になるのですが。



集合場所には、こんな看板も…。
今、流行の『バイオディーゼル』
遊休地を使って運動展開中とのことですが、この運動も地域のご婦人方が
中心的な役割を担っています。
昔は、『女、子どもの出る幕じゃねぇ!!』などと偉そうに威張っていた
屁理屈屋のオヤジたちよりも、女子どもが活躍する社会になって来たよう
で、とても頼もしい限りです。
『菜の花で車を動かす』ではなく、『女が地球を動かす』だったりして。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする