今日は、我が家の息子の入学式であります。
妻は、いそいそと昨日から東京に出かけ、二人娘のアパートに行って
何やかんやと世話を焼いていることと思います。
家族が、それぞれの生活を始めたこの4月でありますが、季節は巡り
また、田圃仕事が始まります。
さて、まずは、種まきの準備からということで、昨年の内から注文
していた『はえぬき』の籾8Kg。購入が4Kg単位なので、1反(10a)
当たり4Kgが標準播種量のようです。
我が家の古老に、「塩水選(比重選)は?」と尋ねると、購入種子は
既に選別されているので、塩水選の必要はないとのこと。
ちなみに、塩水選は、容器に塩水を作って(生卵が浮く程度の比重)
浮かんでくる種籾をすくい取る作業です。
カビや細菌に汚染された籾は、必然的に登熟不足となることから、
未然に汚染米を選別し、十分登熟した種籾で発芽率が高まるという
効果があります。
などと、講釈を垂れても、今まで『イネばか苗菌』の消毒には
『ベンレート®』と思いこんでおりましたら、「今年は、『スポルタック®』
だ。」と古老の一言。
各地で『ベンレート®』耐性菌が出現していたことを全然知りませんでした。
はてさて、先の思いやられる農業後継者です。