その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

朝帰り

2009-09-05 20:54:50 | 暮らし
『アマガエル執政』が、朝帰りをしたらどうなるか?
本日、物思いに耽る「アマ執政」を眺めておりますと、隣国「日本」の新与党幹事長に指名された「小沢幹事長」のように目袋が膨らみ、お疲れのご様子。まさか、選挙の応援をしていたとも思えませんが、遊び心で下まぶたに紫色のシャドーを入れてみました。夜遊びが過ぎて、朝帰りをするとこんな風になるのではないかなどと思いながら…。
全体的には緑色に見えるアマガエルですが、画像を拡大して見ると緑色の皮膚の中に、小さな黒点が無数にあります。(お尻付近の黒点は、ご愛嬌の染め残しのようです。)酒を飲めば、顔が真っ赤になる夢屋国王と違って、背景によって体色を変化させる「アマ執政」ですが、意外とメラニン色素が多いことに気付きます。人間の場合、シミ・ソバカスはメラニン色素の沈着と言われますが、アマガエルの場合は、メラニンが凝縮している時は緑色に見え、メラニンが拡散している時には、灰色に変化します。中々の変化(ヘンゲ)でありますが、画像の様に背中を丸めて、目の下にクマをつくり、週末に「疲れた~」などと溜息を吐いたら、良いオヤジガエルだな…などと下らないことをまた考えてしまいました。
           
水溜りで、季節はずれに生まれた「オタマちゃんず」の数は、日に日に減っていきます。残っているものも、成長が遅いような気がします。水が流れ込まず、職員が水を補給してあげる環境では、エサになるものが少なく、大きなオタマちゃんが、小さなオタマちゃんに喰いつくという情景にも遭遇しました。画像は、心ばかりのかつお節に吸いつくオタマちゃん大です。「オタマちゃんず」を発見してから、かれこれ2ヶ月近く経ちますが、まだ足も出ておりません。水溜りのオタマちゃんは、果たして巣立つことができるのでしょうか?朝帰りの父カエルとお風呂に入りに来た母ガエルの一夜の過ちが生んだ子どもたちですが、果たして運命やいかに…。
コメント
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