「夢屋いろはカルタ」も20日め…『ね』
「江戸カルタ」では、『念には念を入れよ』となります…。
気づけば、一生懸命に遊んで遊び疲れ、ぐったりと眠ってしまう子どものように、パソコンの前で眠り込んでおりました。
イナゴ♀の胸板にイナゴ♂の前脚の爪がしっかり掛けられ、一方、イナゴ♀の前脚は、人が稲束を抱え込むように、しかし、しっかりと稔った稲穂を抱え込んでおります。「実利と欲望が交錯する瞬間である…」などと、人間社会の似たような光景を思い描いている内に、缶ビールが心地よい眠りに導いてくれておりました。「ハッ!!」
最近、カエル社会ではコスプレが流行中で(かなり、嫌がられておりますが…)、我が家の軒下に「ツッパリカエル」を発見いたしました。
カラスの落し物が、いつの間にかリーゼントに…。私が高校生の頃、チョイ悪兄ちゃんが、頭にトサカを立てていたものですが、チョイ悪兄ちゃんもオヤジになって、リーゼントにしたくても頭の毛が…、ハハハ…これも若者の特権でしたか。
「遠山の夢さん」「夢屋光圀」に続く、コスプレゲームに「桃太郎侍」を意識してカツラを製作したのですが、夢屋一座の座員が、中々着けてくれません。座長が背後に近づいただけで逃げ出すカエルは、ほぼ絶望的で、筆先でくすぐっても泰然自若の兵にカツラを装着するのですが…、それでも、座長にオシッコをかけて逃げていってしまいます。(最大50cm程飛ばした兵がおりました)
アマガエルたちは、もう直に、冬眠の準備を始めてしまい、夢屋の遊び相手が不足していきます。ネギの葉先に器用に止まる『ノシメトンボ♂』でありますが、人の気配でさっと飛んでいってしまいます。霜が降る頃になれば、動きも鈍くなり、次のターゲットは「とんぼ」だぁ…と思いつつ、「念には念を入れて」彼らの習性を確認しておきます。実は、彼らは、脚で物をつかんでいないと条件反射的に、羽をばたつかせる習性があります。「赤いハイヒール」を履いた少女が踊り続けるように、彼らは飛び続けようとします。
さぁ、これで何か出来ないか…。
ちょっと待った…今日のお題は、「猫に小判」
そうです。「上方カルタ」の『ね』は、「猫に小判」だそうで、コスプレで「ネコカエル」をご披露しようと思ったのですが…明日また鋭意努力いたします…^^;