その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

蛙の面へ水…

2009-09-20 22:18:15 | いろはかるた

野菊(ユウガギクだと思いますが…)を眺めながら、「夢屋いろはカルタ」14日目は、『か』
江戸カルタでは、「癩(かったい)の瘡(そう)うらみ」などと言って、大差のない物を見てうらやむことの例えとされておりますが、あまり一般的ではないので、上方カルタを採用し「蛙の面へ水」…どんな事をされても、言われても全く平気な様であります。
我が家の田圃の稲もそろそろ刈り取り時期を迎えておりますが、何せ動噴以外の機械が一切無い農家ですから、稲刈りをお願いしている農家の都合次第…ここ一週間の内の作業になるでしょう。
稲刈りの適期は、籾が付いている枝梗と言われる部分の黄化を目安にします。が、今日のところは、田圃を一周して帰ることにしましたが…アレレ?
           
お隣さんの田圃の稲穂に『稲こうじ病』が発生しておりました。
大勢に影響はありませんが、こうして見ますとなかなかグロテスクです。「バクダン」と呼ばれる熱と圧力で一気に膨らませるお菓子がありますが、ここまで膨らむとまた面白いものです。
           
その穂先のすぐそばで、「アマ執政」が心配顔で覗きこんでおりました。
アハハ、あんたも眉間に(この場合、首筋ですが)皺を寄せることがあるんじゃん…。
そうだよな、もう直ぐ結果が出るのですから、誰だって気にならない訳がない。
心配無いさぁ~♪ 
では、成果を見せてあげよう。
           
今年も色々あったけれども、そこそこの努力は、こうして報われるもの…。
ニンジンの間引きが出来ずに放置しても小さいながら収穫出来たし、「だだちゃ豆」の風味で、ビールが一層美味しくいただけました。
今年の失敗は、また、来年に活かせば良い訳であり、経験という貯金がまた増えるのですから…。
「蛙の面へ水?」いやはや、「夢屋の面に小便」が今夜のお題に取って変わってしまいました。

コメント
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