その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(キャンプT)

2010-02-21 08:21:13 | 夢屋王国
普天間飛行場移設は、多くの問題を包含していますが、遠く東北地方に住む者にとっては、どこか他人事として映ってしまいます。在日外交官の特権(保護条項)は別にして、日本国憲法や関連法規によって、日本国内であるにも係らず主権が及ばないエリアが存在することは、ひとつの国家の中にふたつの法体系が存在することになり、独立国家「日本」の根幹を為す問題なのです。何故か、名護市民の民意であるとか、アメリカの意思であるとか、戦後60年の総括も出来ずに、スノーボーダーの服装の乱れとか、国家の威信とか、未だに精神論で戦おうとしている国民性に呆れるばかりであります。
さて、少々重めの前フリから始めてはみたものの、お気楽国家『夢屋王国』では、2010年の作付けをどのように組み立てるのか…20aの水田と今年、新たに領土として確保した30aの畑をどのように活用するのか、悩みのタネは尽きません。
アメリカ合衆国大統領の別荘地である「キャンプ デービット」を真似て、友人T君の裏庭に出来た「キャンプT」にて、今宵も楢材をストーブに焚きながら農業談義をしたのでありました。
           
「加工用の葉菜類や軟弱ものを視野に入れながら、5年位は栽培技術を磨くのだ…!」
「キャンプ シュワブならぬ、キャンプ夢屋で山村留学でも始めますか…」
「アイガモでも飼ったらどうだ…。」(友人T)
「鳥をさばく手順は頭に入っているが…俺には食えない。」(国王)
食肉が不足しているなら別だが、ペット化してしまった動物を食材として捉えることが出来ないのであります。
ストーブの上のてんこ盛りの「牛ホル」をツマミながら、自宅で飼育する動物を絞めることが出来ない現実…これもまた、相矛盾する心の二面性なのでありました。
コメント
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