「Wabi(侘び)and Sabi(寂び)combine into Wasabi!(ワサビ)」
10年程前、従妹のボーイフレンドであるジョン君に、身振り手振りで説明した「芭蕉のこころ」であります。正確に通訳するならば、「侘び寂びを頭で理解したつもりで人に話しても、一般人にとっては鼻につ~んと来るだんべ・・・。」と言いたいところなのですが、私の堪能な語学力では、これが限界でした^^;
ということで、今夜の話題は「寂び」・・・「錆」であります。
昨日、ネット上で「読売ニュース」を見ておりましたら、鹿児島のある街で水銀灯(電柱)が根元から折れて少女が怪我をするという記事が目に留まりました。現場では、犬が頻繁におしっこをしていたとか…。管理者は約100本の鉄柱を塗装し直し、8本程度を撤去したとありましたが、何故か記事がしっくりきません。なんでかなぁ~と考えてみましたが、この事故(記事)の原因は、電柱の管理瑕疵が問題なのであって、「犬のおしっこ」は錆を誘発した要因ではあるが直接の原因ではないはずであるということに気が付いたのであります。事故の原因について、巧みに論点のすり替えが行われている(記者が意識したものとは思いませんが…市の担当課は談話を寄せております。)と感じたのでありました。
記事の読み取りを間違えた本官は、犬の飼い主に「慰謝料」の請求を思い立ったのでありますが、「犬(けん)もほろろ」にお断りされたそうであります。(最後は、オヤジネタでした…とほほ)