日中の蒸すような暑さを、我が在所では「オムレル」などと表現します。「ムシムシする」「モヤモヤする」…あまり快適な表現ではありません。夕刻から雨になり、朝起きると一面の濃霧であります。霧と靄の違いって何なんだろうと調べてみますと、日本式では『視程』1Km以内が「霧」であり、1Km以上が「靄」ということなので、今朝の「Mist」は、間違いなく『霧』だぁ…とひとり納得しております^^;
シトシトと降る雨の中、庭木の松を手入れしようなどと思い立ち、脚立を取り出し植木バサミを持ち出したまでは良かったのですが・・・。初め「元祖天才バカボンのパパ」の如く、シャカ・シャカ・シャカと刈り込むイメージでありましたが、どうも様子が違う。今年伸びた新梢部分を刈り取るには、ヒバを刈り込むような訳には行かないということに初めて気付いたのであります。枝先には、三本の新梢が付き、中心枝を切り取るには手鋏で切るしかない。結局、一本一本手に取っては切り取り、上向きに伸びた枝も落とす。気の遠くなるような作業になってしまいました。樹形は、亡くなった古老が基本形を作っておりますので、後は自分のイメージと時たま「私を切ってください」と語りかけてくる枝の声を聞きながら・・・。「庭木の整枝作業は、木の声を聞きながら切って行くのである。」などと名人の域に達したような気分で、缶ビール片手の作業をしている内に、1時間もすると飽きてしまいました^^;
私が若かりし頃、盆栽好きの上司と宴席で話した時のこと。
「盆栽好きなんて、どこか根性が曲がってる。」(夢屋)
「何故・・・(ピキピキ)」(上司)
「上に伸びようとする若手(枝)をいたずらに横に捻じ曲げ、枝ぶりが良いとか、空間美であるとか講釈を語る。伸ばすべき若手は自然に伸ばしてやるべきである・・・。」(夢屋)
「バカヤロウ・・・」(上司爆発!!!)
若気の至りとは言え、上司に向かって言い放題^^; それでも、その上司は、笑ってましたけど。さて、当時の上司と同じような歳ばえとなり、部下も出来た私は、果たして伸ばすべき若手を素直に伸ばしているのだろうか?意外に、上向きの松の枝を切り落とすが如く、伸びる芽を摘んでいたりして・・・。
ちと、モヤモヤ?なお話でした。
シトシトと降る雨の中、庭木の松を手入れしようなどと思い立ち、脚立を取り出し植木バサミを持ち出したまでは良かったのですが・・・。初め「元祖天才バカボンのパパ」の如く、シャカ・シャカ・シャカと刈り込むイメージでありましたが、どうも様子が違う。今年伸びた新梢部分を刈り取るには、ヒバを刈り込むような訳には行かないということに初めて気付いたのであります。枝先には、三本の新梢が付き、中心枝を切り取るには手鋏で切るしかない。結局、一本一本手に取っては切り取り、上向きに伸びた枝も落とす。気の遠くなるような作業になってしまいました。樹形は、亡くなった古老が基本形を作っておりますので、後は自分のイメージと時たま「私を切ってください」と語りかけてくる枝の声を聞きながら・・・。「庭木の整枝作業は、木の声を聞きながら切って行くのである。」などと名人の域に達したような気分で、缶ビール片手の作業をしている内に、1時間もすると飽きてしまいました^^;
私が若かりし頃、盆栽好きの上司と宴席で話した時のこと。
「盆栽好きなんて、どこか根性が曲がってる。」(夢屋)
「何故・・・(ピキピキ)」(上司)
「上に伸びようとする若手(枝)をいたずらに横に捻じ曲げ、枝ぶりが良いとか、空間美であるとか講釈を語る。伸ばすべき若手は自然に伸ばしてやるべきである・・・。」(夢屋)
「バカヤロウ・・・」(上司爆発!!!)
若気の至りとは言え、上司に向かって言い放題^^; それでも、その上司は、笑ってましたけど。さて、当時の上司と同じような歳ばえとなり、部下も出来た私は、果たして伸ばすべき若手を素直に伸ばしているのだろうか?意外に、上向きの松の枝を切り落とすが如く、伸びる芽を摘んでいたりして・・・。
ちと、モヤモヤ?なお話でした。