その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

とんぼのめがね

2010-08-27 06:34:56 | 夢屋王国
「とんぼのめがねは 水色めがね 青いおそらを飛んだから 飛んだから♪」
童謡『とんぼのめがね』を思い出しながら、我が家の田んぼに翅を休めている「アキアカネ」のお目めに近づいてみました。昨年は、7月上旬に大量発生し、羽化したての白い個体やヤゴの抜け殻でイネの茎が一杯でしたが、今年の田んぼでは、ほとんど見つけられませんでした。初夏に平地で羽化した「アキアカネ」は、夏場は山で避暑するなどと言われておりまして、こうして初秋にまた平地に帰ってくる。発生数が少なかったなどと書きますと、農薬が原因ですか・・・などと指摘を受けそうですが、昨年の大量発生と少なかった今年の条件を考えても何か特別なことをした訳でもなく、とんぼの生活環をもう少し調べてみないと正確なことは言えません。(当然、春先はヤゴの数が少ないな・・・とは思ってましたけれどね。)
赤とんぼとひと括りされてしまいますが、「ナツアカネ♂」のめがねは、歌詞にも出てくるように「赤色めがね」でありまして、全身真っ赤。夕焼け空を飛んだのは、きっと「ナツアカネ♂」なのでありましょう^^;
それでは「水色めがね」のとんぼの正体は何なんでしょう。青いおそらを悠々と飛んで、めがねが水色に染まるのは「オニヤンマ」ではないかと思うのですが「オニヤンマ」のめがねは、現実には水色というよりは緑色であります。余り細かいことにこだわってはいけません。これから秋に向かって、高く澄み渡った空を飛ぶとんぼの姿をイメージしながら、残暑に耐えるのであります。
今朝、見つけたとんぼのめがねは、まだ続く残暑のおてんとさまを見てたから、ぴかぴかめがねでしたとさ・・・とほほ。
コメント
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