日中、暑い田んぼの『オモダカ』も水田雑草の一種類ではありますが、朝露に濡れた花は清涼感があります。亡くなった私の祖母は『オモダカ』を「オトガイナシ」と呼んでおりました。「オモダカ」の語源が葉の形状から「面高」と書き、オモダカ科の一種である「クワイ」や「アギナシ」…「顎無し」が変化して「顎(あご)無し」…「頤(おとがい)無し」となったのではないだろうかなどと、ひとり言葉遊びを楽しんでおります。
山形県の地元紙「山形新聞」の2面に山形県病害虫防除所が斑点カメムシ類の発生注意報を発令したと報じておりました。『アカヒゲホソミドリカスミカメ』『アカスジカスミカメ』の発生密度が高いとのことですが、早口言葉でもあるまいし、読んでいるだけで舌をかんでしまいそうです^^;
『アカヒゲホソミドリカスミカメ』・・・「赤髭細・緑・霞亀」
『アカスジカスミカメ』・・・「赤筋・霞亀」
命名者は、カメムシの特徴を見事に捉えた名前であると自信を持っておられることでしょうが、漢字に直しても何のことやら判らない。
夏の暑さが倍増するような名前注意報であります^^;