その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

旅立ち…

2016-06-04 12:37:08 | 新規就農

「ムラサキツユクサ」の花言葉は…

その花は決して嫌いではないのですが、果樹エリアに出たコヤツの植物体は少々邪魔ではあります^^;(「尊敬しているが恋愛ではない」などという花言葉もあるくらいですから…。)
以前、お世話になった『オヤジさん(同級生の父でもある。)』の訃報が届きました。同級生の母親も、そして、かつての職場の先輩の親父さんも…それぞれに天に召される年齢に達した親が居るという証ではありますけれど、一日に三通ですから少々複雑な心境でもあります。
午前中の型通りの会議を終え、『オヤジさん』の葬儀には駆けつけましたけれど、あとは同時刻、あるいは遠方ということもあり、『あつらえばち』(我が在所では、香典を参列者にお願いすることを指します。)という手段で義理だけは果たすことになります。


夏型となる「キアゲハ」の幼虫ですが…旅の途中?

周囲にはセリ科の植物も無く、恐らく蛹化する場所を求めて移動しているのでしょう。「何故こんな所に?」と感心してしまうような場所で蛹化していることがありますから、彼らの体長や歩行速度を考えると結構な距離を移動していることがあります。『霊』は彷徨い、阿弥陀佛がいらっしゃる『極楽浄土』は、十万億土の先(洒落で33億光年先と計算した方もいらっしゃいます^^;)にある…などとも言われますが、帰依することによって一瞬にして『極楽浄土』に至れることもあるとか…世の中、忙しなくなると「教義」もショートカット理論がまかり通るようになるようであります。
卵が孵って幼虫はセリ科の植物を食べ、脱皮を繰り返し蛹化する。どう考えても羽化して、翅の生えたチョウに成ること自体が不可思議そのものではありますけれどねぇ。
チョウの一生と故人を例えることは不謹慎かも知れませんが、上手く羽化して旅立つことを、そして、故人の御冥福をお祈りするものです。

コメント
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