塵も積もれば、ハチミツもなぁ…^^;
今朝は、スズメの声ではなく、早朝からキジ(♂)の鳴き声が…金切り声?悲鳴にも聞こえますけれど。集団の中のスズメの声、ペアを組んだスズメが掛け合う声…違いの分からない『ちゃんぽんオヤジ』にも声色の違いくらいは聞き分けることが出来ます。愛をささやき合うカップルには、『おじゃまオヤジ』も目に入らないようですけれど^^;
さて、お伽話「舌切り雀」には、スズメは若い女性であり、「心優しいお爺さん」との不倫に「お婆さん」が嫉妬したという異聞も存在するとか…なるほど、それならば、「お爺さん」が野を越え山を越え、傷ついたスズメを追い掛け、探しまわる構図にも納得したりして。我が家の田んぼの稲穂から、もち米を盗んで蓄えたとしても、金銀財宝をお土産に渡せるほど蓄財できるとは思えません。(転売の闇ルートがあるならば、交換条件に教えて頂きたいものである^^;)苦労して「雀のお宿」にたどり着いた「お爺さん」は、雀たちの接待を受け、『雀踊り』なるものもご覧になっている。「心悪しきお婆さん」の「つづら」には、妖怪が入っていた訳だから、もしかすると、「雀のお宿」の元締めは、ぼったくりキャッチバーの経営者であり、幽霊屋敷の興行主ではなかろうか…でもなければ、若い娘(スズメ)のお礼に、ポーンと金銀財宝を出せませんわなぁ^^;
心の優しさや身の丈に合った暮らしを諭す「お伽話」が、草臥れた「オヤジ」に聞かせると下品なお話に替わってしまう。しかし、子ども向けに編集される前の『舌切り雀異聞』…なるほどと頷けるのも事実であります。