その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

農作業事故

2018-10-05 06:50:01 | 新規就農

今年は順調な滑り出し…が、泥濘む田んぼ

この10年間で一番遅い稲刈り作業…しかし、まだ稲刈りの済んでいない田んぼがある。カラ梅雨で「白乾亀裂」を起こした田んぼでさえも、秋の長雨でぬかるんでおります。徹底した手抜き作業で、今年の収量は大幅に落ちる見込み…これはこれで仕方がない。また、来年があると信じております^^;
稲刈りが終了し、ようやく『Aくん』のお見舞いに行きました。高所作業の転落事故で、手首を骨折し、一時期は指が動かなくなるかも?なんてお話も流れ、心配しておりましたが、手術後の彼の指は動く…まずは良かったよかった。ご近所の『Hさん』は、農作業中に左腕を巻き込まれたらしい。確か叔父の同級生だから、今年82歳を迎えた元気な農業者でしたが、来年はどうなるのでしょう。
毎年、機械の下敷き事故、巻き込み事故、指切断事故など、農作業中の事故のニュースが絶えません。ノーマルな作業であれば、農業機械の安全対策も取られているのですが、残渣詰まりや路肩の踏み外しなど、アブノーマルな状態での事故がほとんどのようであります。高齢者による農作業、疲れによる作業感覚のマヒ、建設現場の労働者の事故死より、農作業中の事故死の方が多いという現実。他人事ではないなと感じる自分。機械詰まりはエンジンを切って…頭では分かっていても、疲れたり連続作業で、その原則を忘れている自分もいる。新聞記事で見る事故が、今年は身の回りで起こっております。収穫の秋を迎え、事故が無いことを祈るのみでありますよ。

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