「薄荷(ハッカ)」…私たちは再び友達になろう。
薄紫のワンピースを着た彼女が、我が家にやって来たのは13年前である。それまで、6年間履き続けた靴が破れたとコンビニまで迎えに行ったこともある。大きな事故こそ無かったけれど、力不足は否めない。今年の冬は、オッカーと共に吹き溜りに突っ込んで、つぶらな瞳でウインク出来なくなったことも…。彼女は荷馬車に引かれて我が家を去って行きました。「マーチ子ぉぉぉ~!」と我が家の家族は手を振ってお別れを告げたのであります。(良く走ったわ。)
長女『有季菜先生』の足となって活躍してくれた愛車『マチ子』は、9回目の車検を前に買い替えという運命に…若い娘っ子が乗るには、型の古い車となってしまいましたが、『先生』は貧乏しておりますので贅沢を言っていられない。中古で我が家にやって来たときは20万円の結納金でありましたけれどね^^;
はてさて、公共交通機関に期待出来ない田舎では、自家用車は生活必需品でありまして、ひとりに一台ないと勤めにも行けない。今日からはダークな『R君』とお出かけということになるのでありますが、事故のないことだけを祈るのみであります。物を大切に使う…我が家では、結構長持ちする方かも?無事故無違反、交通安全…父は、意味不明な呪文を唱え、家族の安全を祈ることにいたしますか。