その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

いじわる

2018-10-20 09:48:32 | 新規就農

ひとつの巣で育つ子ツバメたちではありますが…

私は意地悪な子どもだった?(自分ではそうは思わないし、意地悪な子だなと思う人はいた。)小学生の頃、飼っていた鳩は必ず2個の卵を生んだ。が、2個同じに卵が孵ることはなく、一日か二日の差があったような気がします。最初に帰ったお兄ちゃん(お姉ちゃん)は、ピジョンミルクと呼ばれる乳児食が与えられるのであるけれど、後から生まれた弟(妹)は、十分なピジョンミルクが与えられず、あっという間に体格差が出てしまっていた。結果、二羽同時に育つことは出来ませんでした。(私の経験)
意地悪なUちゃん、大人の注目を集めたいYちゃん…「抱きしめる」という愛情のミルクで、充分に落ち着きを取り戻してくれると思うのではありますが、残念、両親の『愛情ミルク』は枯渇してしまっているようでもあります。ツバメの巣…子ツバメたちは、ひとつ屋根の下で暮らしておりますが、決して仲が良いとも思えない。親鳥が運ぶエサを巡って、壮絶な奪い合いを行っているようにしか見えないのであります。「Y子がエサをもらえた。」「また、Y子がエサをもらいに身を乗り出した。」「U子、がんばれ!もっと身を乗り出せ。」…いつの間にか、U子は気力(体力)が落ちていたりして。
Uちゃんが、意地悪を続けたり、身を乗り出せば『愛情ミルク』がもらえるのだろうか…鳥たちは数日の差ではあるけれど、人間の場合は、すでに栄養不足は数年経過してしまっております。ましてや『いけない子』U子と親には溝があったりして…動物の行動から人間を考えてみるが、観察は出来てもアドバイスが出来ない自分がもどかしいのでありますよ。

コメント
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