その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

離さんかジジイ

2009-04-20 19:00:00 | 暮らし
『花咲か爺さんの話』は、大学時代のコンパで出た小話ですが(結構古い)、
先週土曜日に埼玉県羽生市まで遠征し、へら鮒に遊ばれてきました。
へら鮒は、餌を喰わせてナンボの釣りですが、奇妙なことに、きれいなアタリ
(浮きにでる魚信)にも関わらず、魚のお尻の穴に針掛かりすることがありま
す。へら鮒は、口に針掛かりさせれば、引きは強くとも、最後は浮かんでくる
ものなのですが、お尻の穴の場合は、尾びれのフル回転で逃げようとするもの
ですから、へら竿が折れてしまうのではと思うほどです。
へら鮒にしてみれば、「離せ、離さんか、ジジイ(夢屋)…。」となるわけで
すが、こちらも、へら竿を持っていかれたのでは、商売上がったり…。
へらとジジイの悪戦苦闘が続いたのでありました。

さて、その土曜日は、和歌山県橋本市で開催される『へらワングランプリ』の
予選会が開催されており、約7時間もかけて、竿師さんたちも羽生市に駆けつけ
ておりました。



同行した友人Iさんのお気に入りの作者、山彦工房の忍月(シヅキ)さんも
大会副実行委員長として参加されており、ブログに掲載するなどと嘘吹き
ながら記念撮影に納まっていただきました。
竹竿の話よりは、根情のねじ曲がった人間(友人)を、竹のように火入れ
作業で真っ直ぐな気持ちにできないものでしょうか?
などと、下らない話で大笑いさせていただきました。
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白馬の騎士

2009-04-19 20:33:33 | 暮らし

「吾妻の峰の空遠く…。」我が母校、米沢興譲館高校の校歌冒頭でありますが
『白馬の騎士』ある時は、『白馬に跨る謙信公』そしてある時は、『種まき
爺さん』であります。
この『種まき爺さん』が現れる時、我が家でも米の種まき作業が始まります。
とは言え、そこは19aの飯米農家。規模の大きい農家の作業の合間に、作業を
お願いして種を播くことになります。



4月4日(大安)に井戸水に浸漬した種籾は、2週間後、ご覧のように
白い芽をポチっとな。3日前から水上げし、少々乾燥させます。なぜか?



育苗箱に種籾と覆土を同時に播き(かけ)ながら、48枚。
浸漬した種籾を、少々乾燥させないと、種籾が機械のロールに引っ掛かって
しまうのです。稲って丈夫ですよね。こうして機械を通しても芽が欠けたり
しないのですから…。そして、驚きの作業↓



先週、我が家の古老が平らに均した畑に、有孔ポリシートを敷いて、
(もう何年も繰り返し使っています。)育苗箱を並べていきます。さらに、



支柱を立て、寒冷紗・被覆ビニールを被せ、畑苗代を作ります。
通常の農家は、育苗ハウスの中で育苗しますので、この様な作業を行って
いるのは、近隣でも我が家しか無いと思います。
画像に映っている人々は、この辺でいう『ヨイ』または『ヨイナシ』
相手方の作業を手伝う代わりに我が家の作業も無償(ヨイナシ)で手伝って
いただいている人たちです。
本当は、もう少し作業内容を画像に残したかったのですが、我が家が主役の
作業の傍らで、バカ息子が写真撮影というわけにもいきませんので、合間に
撮っております。
何やかんやの大騒ぎ、それでも作業は終了。明日からは、温度と水の管理。
『白馬の騎士』で気を引いて、結局、農作業の説明かい…と、言う方のため

我が家の庭先の『ミズバショウ』の画像を1枚。
何故、ここにミズバショウがあるのか?また、後日説明することにします。

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捨てる神あれば、拾う神あり。

2009-04-17 22:22:22 | 世迷言
仕事がら人生の裏側を見せられたり、裏切りを打ち明けられたり…。
力量も無い人間が、人様に物事など話聞かせられる訳もないのですが、
それでも、我が人生の一場面で、何らかの関わり合いを持った方が、
自らの手で『死』を選んでしまった場合、言いようのない虚しさで
心がどうにかなりそうな思いをしたことが何度かあります。

それでもなお、何らかの解決策を見つけ出すことが出来た時、安堵の
顔を見ることができただけで、何物にも代えられない気持ちになる
場合もあります。

「日が沈み、明日、また日は昇るのだ。」と思えるからこそ、今夜の
眠りに着けるのであって、当り前のことが、明日も当たり前に起こる
幸せになかなか気付けないことが良くあるようです。

人生決して捨てたものじゃない。今夜も思い悩む人に助け舟を出して
くれる人が現れ、また救われた思いをされた方がひとり。
「世の中、神も仏もない。」と言いつつも、現世の迷い人を救えるの
も、また人である。などと、深く考えさせられた一日でした。

今夜、もし、偶然にもこの記事を読む、悩める方がいるとすれば、
あなたに今見えない解決の糸口が、他者からは見える場合があること
に気付いてください。人生、捨てる神ばかりではないと思える時が
必ず訪れるはずです。
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待ち人来る。

2009-04-16 21:33:33 | 暮らし
まほろばの里「たかはた」の桜(ソメイヨシノ)は、3~5分咲き。
今日もまた、我がフィールドを散策していますと、日当たりの良い
斜面では、『オオヤマザクラ』も満開です。
何かを期待するでもなく(実は、新発見を期待しつつ)散策すると
見たこともないような植物に出くわします。



「後から名前くらいは調べよう。」程度の出会いでしかないのですが、
それでも、知らない物を知るという楽しみを十分味あわせてくれる
フィールドです。
『コナラ』独特の雄花も咲き、そろそろ「待ち人」が現れる頃と期待
しつつ、例年の待ち合わせ場所に行きますと…、



やはり、今年も会えました。『ウスバサイシン』です。
期待された方、ごめんなさい。このウスバサイシンは、私が出会いたい
春の女王『ヒメギフチョウ』の食草であります。十数年前、我が家の古老
が、葵と勘違いして鉢植えし、「毛虫に葉を喰われた」と大騒ぎした植物。
年に一度しか発生しない『ヒメギフチョウ』も毛虫として処分されては
たまったものではありませんが、知らない(興味がない)ということは、
所詮その程度のことなのです。
ただ、以前に比べると発生数が少なくなったような気がします。
エリアをメッシュ分けして、個体数をカウントしている訳でもないので、
あくまで私の主観でしかありませんが、当分そっとしておきます。
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春の珍客

2009-04-15 22:30:09 | 暮らし
私の予感通り、本日の地元紙『山形新聞』の一面は、『トキ』の目撃情報
でした。米沢市口田沢地区の田圃で悠然と歩く姿の写真が一面です。
残念ながら我が家の田圃には、降り立ってくれませんでした。

『トキ』がダメでも、我がフィールドでは、カタクリの花が咲き、白い色
の『キクザキイチゲ』も満開…、と思いきや、紫がかったイチゲも咲いて
おりました。個体の変異というか、やや青みがかった株があっても多様性
の中の一形体と思えばまた面白いものです。
『コシアブラ』も芽吹き、少々天ぷらでゴチに
なろうかと思ったのですが、
もしかして、『ウルシ』の新芽ではないのかとの思いが頭をよぎると、怖くて収穫
ができません。生兵法は、大怪我の元とも言いますので、知ったかぶりはやめる
ことにしました。



何か本日の素材はないかと思い悩んでいますと、足元でガサゴソと音がします。
「ヘビ?(ちなみに、シマヘビ・アオダイショウ程度は、手でつかめます。)」
「いや、今の季節はカナチョロ(カナヘビ)だろう…。」と思いながら、音のする
方向を見ますと、春の日差しに冬眠から覚めた『モリアオガエル』でした。
画像ではアマガエルにしか見えませんが、体長5cm程のアオガエルです。
ヘビは手でつかめると豪語しておりますが、内心、正体がわかるまでは不安が
よぎります。正直、好んでヘビを手づかみしようとは思っておりませんので…。

今年は、春の珍客が多い年です。職場の庭には、『メジロ』が4羽訪れ、
越冬した『アカタテハ』は別にしても、『キチョウ』や『ホオズキカメムシ』が、
今年最初の庭への来訪者でした。
春の珍客に気付ける今年は、少々、心に余裕がある証拠でしょうか?
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春(トキ)が来た。

2009-04-14 19:19:19 | 暮らし

「梅一輪、一輪ごとの暖かさ」ということで、我が家の『白加賀』も
花を着けました。この白加賀は、昨年、園芸に目覚めた友人T君が購入
したもので、「梅は、やっぱり『南光梅』だ。」という理由から、我
が家に引っ越してきました。

表題の『トキ』ですが、4月13日当局発表情報によりますと、山形県
米沢市福田町周辺に、あのトキNo.4が、宮城県角田市から飛来した
とか・・・。米沢市福田町であれば、我が家から直線距離で8Km程度の
ところですから、我が家の田圃に降り立ったとしても不思議はない。
などと、アクセス数を期待しながら、特ダネを狙って待つものの
居るのは、『サギ』ばかり。そこで、あのサギに赤いペンキを塗って
画像でも取れば、一躍、全国ネット、トキの人。
「それこそ詐欺だ」というのが、オチ話でございます。

佐渡のトキ保護センターでは、2015年頃まで、小佐渡周辺に約60羽の
個体を自然繁殖増も期待しながら、放鳥しておりますが、意に反して
福島・宮城・山形と飛び回るトキNo.4。
しかし、中国から譲り受けたトキは、3羽(♂1・♀2)
期待の日本最後のキンちゃんとは、繁殖がかなわず、累代飼育を行っ
た結果、122羽まで増殖に成功しているとか・・・。
当然、環境省や大学の専門家がプロジェクトチームを組んで、系統
管理を行っているとは思いますが、所詮、兄弟姉妹・従兄弟婚が
繰り返されている訳ですから、放鳥よりも、中国との間で、血の交換
を行うことが重要なのではないかと思うのであります。

人の意に反して、飛び回るトキNo.4は、実は、新たな血(地)を求め
て旅する、優秀な株(種)なのかもしれません。

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クキタチ(茎立ち)2

2009-04-13 19:19:19 | 暮らし

昨夜は、友人Tに近江牛の白モツをごちになり、お酒も回り
ブログを書いている途中で、力尽きて寝てしまいました。
ゴボウやタケノコの産地偽装など、農業生産物は、偽装の
オンパレードですが、生産農家自体は、国産という作付表示
に偽装はないわけで、出荷業者の食の倫理感の問題という
気がします。
ただし、最近、特栽米や有機野菜という表示については、
ご本人の意思とは別に、農薬のドリフトや残留農薬の問題も
あって、偽装する意思がなくとも、その意に反して農薬が
検出されてしまう事例もあるようです。

さて、『クキタチ』の話。
アブラナのことですが、品種改良も進み、縮れ葉や丸葉の
ものなど、様々ですが、ご覧のように花茎を手折り、収穫し、
葉柄から出る脇芽を次々と収穫、ごちそうになります。
「お浸し」や「からし和え」、「ひや汁」など郷土料理とし
て、春には欠かせない季節野菜です。
さらに、湯がいたクキタチを日干しして、『クキタチ干し』
と称し、冬場の保存食として、保存する習慣もありますが、
生鮮野菜は、スーパーで年中購入できますので、こうした
習慣もそのうち廃れて行くのではないかと思います。

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クキタチ(茎立ち菜)

2009-04-12 21:56:35 | 暮らし
『 春の海 終日のたり のたり哉(与謝蕪村)』
春の陽気は、何とものどかに感じられますが、紫外線は殊のほか強く
美白の釣り師は、お肌の露出に注意しなければなりません。
まぁ、ほとんどの「ヘラおやじ」は赤銅色の顔をしておりますが…。
今日は、福島県矢吹町まで足を延ばし、釣りに興じました。

福島のサクラは満開、途中、東北自動車道から見える「桃の花」も
濃いピンク色の花を咲かせています。高速の表示板には、朝の出がけ
には、「三春の滝桜、三分咲き」とあったものが、帰り道では、「三
春の滝桜、五分咲き」と表示替えされていました。
三春町の名前は、「梅、桜、桃の花、三つの春が同時に訪れる町」と
の由来によるものとか…。
厳しい冬の終りとともに、春の息吹が一斉に噴き出す様が、見事に
表された町の名前であると思います。

帰り道、突然、友人のT君から電話が入りました…。

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エコ(気なりに…。)

2009-04-11 22:02:22 | 暮らし

春は何かと気ぜわしい日が続きます。
昨日まで、枯れた切り株の様だった『うど』に新芽が出ています。
このウドは、バアサンが大事にしていたもので、亡くなってから
21年間収穫したことがなかったのですが、昨年、繁茂し、今年は
収穫してやろうと秘策を練っておりました。
有名な生産地では、室などで育成するのでしょうが、我が家では、
簡易な遮光栽培です。



必要なものは、段ボール箱に籾殻のみ。バアサンがやっていた方法を
また、拝借しております。



一方、我が家の古老は、御年83歳となりますが、ご覧の様に元気です。
来週、『はえぬき』の種まきを行う予定ですが、苗箱を並べる準備を
しているところです。流石に耕運は、私がやりましたが、レーキを
持ち出して張り切っています。
ただし、最近の米作農家は、こんな作業は行いません。
栽培面積16アール程度の飯米農家ならではの作業です。
今年の冬、膠原病ではないかなどと、検査を受け、今でも息を整えな
がらの作業ですが、何か張り合いがある作業が健康の秘訣のようです。
「気なりにすっから。」…「気の向くままにやるから。」とでも表現
すれば良いのでしょうか?

胴枯れが気になる「ブルーベリー」の消毒を終え、枝先を見ると
「イラガ」の卵(実は、繭と呼ぶべきでしょうが…。)がありました。
「スズメのショウベンタゴ」とも呼ぶそうですが、子どもの頃は、
抜け殻を笛にして遊んだ記憶があります。
今回は、直接、食害を受けている訳ではないので、見逃してやること
にします。すべて、「気なりに…。」

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エコ(なんじゃ?)

2009-04-10 19:19:19 | 暮らし
田舎人が、『なずな』を探す旅は、まだ続いております。
昨日の『ノビル』と『アサツキ』
のように、子どもの頃からの
思い込みであったり、無関心さによって足下にあるにも関わらず
目に見えない(認識しない)ことって多々あるような気がします。

『なずな』が見当たらない…。すわ、環境の変化か?温暖化とか、
性急に結論づけないで、『なずな』と『タネツケバナ』の生育特性、
例えば、種の発芽率であったり、耐寒・耐熱性、生育土壌のpH
を冷静に調べてみようじゃないか。
トホホ。生物の先生ではないので、面倒臭いことは誰かにお任せ
いたします。

当面、自分の足と目を使って、探すことにします。
ご近所を歩きまわり、ついに見つけました。
花茎が伸びてしまえば、私でも分かります。
この状態を目に焼き付けて、再度、家の周りを探してみますと、
やはり有るじゃないですか…。古老の隠居部屋の軒下に…、
ただし、4株。また、裏の畑をうろつくと、花菊の株間に3株。
除草剤で枯れかけた『なずな』を古老に差し出しますと、
「間違いねぇ。これが『なずな』だごで(なずなである)。」と
太鼓判を押してくれました。

ん~。食うには、個体数が少なすぎる。
ましてや、ロゼッタ状の葉の状態では、『なずな』と『タネツケバナ』
を判別することは、かなり厳しい。
秋の収穫祭で、「雑煮もち」にちらすには、家の周りの個体数を
もう少し増やす努力が必要なようです。




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