その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

我豚に…

2009-09-19 19:50:00 | いろはかるた
「夢屋いろはカルタ」13日目は、『 わ 』
江戸カルタでは、「破れ(ワレ)鍋に、綴じ(トジ)蓋」であります。
どんな人にも、それにふさわしい伴侶がいることの例えでありますが、似たもの夫婦などとも言い、破損した鍋(夢屋)にも、相応の蓋(オッカァ)が付き物でありまして、正直、水が漏れるような鍋に、松嶋菜々子さんのような妻がいたとすれば、「提灯に釣鐘」状態と言わざるを得ません。
この場合、少々口うるさいオッカァであっても、いわゆる「屁」のようなものであり、通り過ぎればお腹もスッキリ、臭いは時間が解決してくれますが、菜々子さんが我が家に居たとすれば、緊張感で疲れてしまいそうです。
画像は『コカマキリ♂』でありますが、彼らの緊張感からすれば、松嶋菜々子さんと同じ屋根の下に居るなどということすら「屁」でもないと言えるかもしれません。何しろ彼らの子作りは、命がけなのですから…^^;
迂闊に♀に近づけば、♂としてではなく餌として食べられてしまいますし、運良く交尾にいたっても、最後は食べられてしまうことが多いのです。悲しき同胞であります。いやいや、♂ばかりが壮絶な死を遂げる訳ではありません。「夢屋王国」の陸軍幕僚長である『カバキドクグモ♀』の場合は、綴られた巣の中で、自らの身を子どもに提供し子育てを行っておりまして、実に壮絶な営みが繰り広げられているのです。
           
所詮、人間の場合は、脛をかじられる程度で、身を削られるということはありません。なぜなら、子育て真っ最中でも、私たち夫婦は、「我豚に、途次豚」の夫婦ですから…^^;
オチがイマイチです。
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愛され上手

2009-09-18 20:37:10 | いろはかるた
「夢屋いろはカルタ」12日目は、『 を 』
江戸カルタでは、「老いては子に従え」となるところでありますが、私、夢屋は、年を取っても子どもの言うことなど聞かない、嫌味なジジィに成るのではないでしょうか…^^;
我が家の古老は、十数年前、私に家督(今時言わないねぇ)を譲ったことになっております。家屋や土地の名義を私に変えた訳でもなく、我が在所では、財布を渡すと言いますが…即ち、家計一切、集落内での会合その他を私に譲ったことになっております。遺産相続や財産分与などと言いますと、兄弟姉妹でも(いや、兄弟だからこそと言うべきか…)骨肉の争いをする方々もいらっしゃるようですが、田舎の土地家屋など、ほとんど資産価値などなく、両親の老後の面倒を見たり、葬式・法要等、一切合切取り仕切り、頭を悩ませ、とどのつまり法的に分与されるべき権利があるなどと請求されましても、さてはて…。
私の姪っこが、「おじさん、私のお嫁入りの時、○○と××が欲しい…。」などと言ってくれるものなら、「そんなセコイこと言わず、全部あげる。今なら漏れなくジジババが付いて来ます。」と答え、大爆笑してしまう我が家デス。
           
家に縛られ、土地に縛られ、結局、田舎暮らしをすることになった夢屋でありますが、子どもたちは、それぞれ、家を出て関東で暮らし(学生ですが…)、今どきの不況を考えると、とても家に帰って来いなどと言うことなど憚られてしまいます。元々、資産価値もなく、引き継ぐべき相手もいなくなってしまえば、何をもって跡を継ぐ必要があるのだろうか…。
しかし、みんな仕事を求めて都市に流出してしまったら、田舎の経済は成り立たなくなる訳で、誰かが、この土地を護り、生活する必要もあります。まだまだ、老後を語るには早過ぎる年齢ではありますし、巻頭の『アキアカネ』のように、夏場(青春期)に山で過ごし、秋(壮年期)にまた里に帰る昆虫もいる訳ですから、人間もまた、あるステージでは都会で暮らし、また、あるステージでは田舎で暮らすことがあっても良いのではないだろうか…、いや、むしろ、帰る田舎を持っている者は、ある意味、裕福な者と言えるかもしれません。
少しだけ壮年期にさしかかり、スローライフを楽しめる時期になってみると、不便で何もない田舎暮らしが、意外に人間らしい暮らしが出来るのではないか、などと振りかえる夢屋であります。
画像『ムラサキシキブ』(実は、コムラサキですが…)の花言葉は、「愛され上手」そして「聡明」だそうです。決して、強がりじゃないよ…^^;
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類は友をよぶ

2009-09-17 19:51:00 | いろはかるた

「夢屋いろはカルタ」、11日目ということで『 る 
上方カルタでは「類を以て集まる」または、「類は友をよぶ」であり、江戸カルタでは、「瑠璃(ルリ)も玻璃(ハリ)も照らせば光る」となるのだそうでありますが、『瑠璃』などと言われてもイメージが湧かないものです。昆虫の世界では『ルリタテハ』や『コガタルリハムシ』など、青色~群青の輝く虫に名が留められております。ましてや『玻璃』が水晶のことであるなど、通常は思いも寄りません。「瑠璃も玻璃も照らせば光る」とは、優れた素質や才能を持つ者は、どこに居ても目立つものであるという例えであります。
片田舎に住んでいても、異彩を放つ「夢屋大明神」取りあえず、本日は、アカツメクサの花で通り雨をやり過ごす『コアオハナムグリ』をご紹介いたします。大型の『ハナムグリ』がいて、やや小型の『アオハナムグリ』がいる。そして、『コアオハナムグリ』がいます。「ムグリ」とは「潜る」ことですから、「ハナムグリ」とは、花に潜り花粉を食べるこの種の特性を言い表しております。「コ」は文字通り「小さい」を表します。しかしながら、「アオ」が理解できません。緑色なのになぜ「アオ」なのか…。辞書で「青」を調べましたところ、お公家様の染織の衣服では「青」は「緑色」を指すそうで、ようやく『コアオハナムグリ』という和名が理解できました。(どこにも異彩などありません…^^;)
           
それでは、これならどうだ…同じ「アカツメクサ」の中に、白色化した「アカツメクサ」を発見しました。アルビノ(白子)かぁ~。あれま、金儲けを考えるなら、採集しておくべきだった。発見したエリアはイメージできますが、ピンポイントでもう一度見つけることは、かなり難しい気がします。こういう生活態度では、お金に縁遠くなると言わざるを得ません。「コガネムシは金持ちだ~♪金蔵建てた小屋建てた~♪」所詮、「小金虫」なのだ、貯め込んでも「小金」、「夢屋大明神」は「オオガネムシ」の発見を目指し、また、明日を生きるのであります。

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濡れ手でアワワ…

2009-09-16 19:58:10 | いろはかるた
「夢屋いろはカルタ」、10日目は『 ぬ 』
江戸カルタでは『盗人の昼寝』…夢屋流カルタは『濡れ手で粟』でございます。我が在所の田圃のど真ん中に、どこから持ち込まれたのか、宝くじ売り場(古い建屋)がありまして、ご覧のように「当売り場から出ました1億5,000万円!!」という気になる看板が掲げてあります。既に当選から11年が経過しておりますが、いや~当たった方がいらっしゃるんですよねぇ…。
現在は、前後賞合わせて3億円ですからねぇ、900円が3億円ならば、333,333倍。300円が2億円ならば、666,666倍。これを買わない手はないな…と思いつつ、99×999,999=99,000,000分の1の確率でしか当選しないと考えると、到底自分に回って来るはずがないと思ってしまいます。ちなみに、29,700,000,000円…もう桁が判らない…297億円分の宝くじを連番で買えば、最低4億2千万円は当ります…^^;
ポジティブな方、ネガティブな方、人様々ではありますが、宝くじを買う時は、皆様ポジティブになられているようで、当りもしないのに当ったらどうしようなどと、獲らぬ狸を決め込むものであります。
           
しかし、『濡れ手で粟』にしては、確率低くね…。やっぱ、夢屋流であれば、ガッツリつかめなければ『濡れ手で粟』とは言えません。少しばかり、夢屋流の儲け話を考えてみます…熟慮中
ネットで『金儲け』をキーワードに検索してみますと、13,400,000件ヒットしました。粟というものが、食用になったとしても、それほど美味しい物とも思えませんし、儲け話の山をつかんだとしても、これまた、美味しい話ではないという証拠のような気がします。
「石川や 浜の砂子は尽きるとも 世に盗人の種は尽きまじ…」大泥棒である石川五右衛門も昼寝をしながら、次なる作戦を練った挙句、豊臣秀吉こそが、天下を盗んだ大泥棒であるなどと放言するあたり、日中居眠りしながら、もう一度儲け話を考えてみます。(注:盗人の昼寝とは、意味が全然違います)
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律儀者は子沢山?

2009-09-15 20:10:30 | いろはかるた

「夢屋いろはカルタ」も9日目…『 り 』
江戸カルタでは「律儀者の子沢山」、上方カルタでは「綸言(りんげん)汗の如し」、律儀者は品行方正、家庭円満なので、自然に子どもが多く生まれるということらしいのですが、むしろ「貧乏人の子沢山」の方が、私にはしっくりくるような気がします。
律儀者は、浮気をしない…貧乏人は、他にすることがない…てなことでしょうかねぇ。ネットで生き物の産卵数を調べてみましたところ、魚のマンボウが、3億個から7億個(かなり大雑把デス…^^;)淡水魚のフナで4万個から8万個。
巣作りをする魚トゲウオで400個から1,200個なのだそうであります。
ちなみに、夢屋が今年追いかけているカエルたちはと言うと、ひも状の卵塊のヒキガエルは、約4,000個。稲の株元に産卵するトノサマガエルで1,800個から3,000個。あちこち産みまくるアマガエルは1,000個ほどらしく、泡の保護膜をつくるモリアオガエルは、300個から500個とのことであります。
           
ここから考えられる推論は、産みっぱなしには違いありませんが、親が子育てをしたり、保護膜に守られている種の方が産卵数が少ないような傾向にあるようです。(身体の大きさなどの要因を考えなければなりませんが…。)
大海の海流に身を任せ漂うマンボウが貧乏とも思えませんし、コツコツと巣作りをする律儀者の「イバラトミヨ」や「トゲウオ」が少子高齢化を迎えているという話も聞いたことがありませんのけれど…^^;
さて、日本人の合計特殊出生率(女性が15歳から49歳までの間に産む子供の数)は、1.34。つまり、夫婦…当然2人を前提として、親世代を超える子どもの数が確保されていないのですから、人口は自然減を迎えているのであります。
大変失礼なのですが、合計特殊出生率は、通常ひとりの女性が一生の間に産む子供の数と説明されることが多いのですが、統計的な比較のためと思われますが、日本では婚姻が認められていない15歳から…〇高の49歳までが、調査の対象となっております。女の一生とは15歳から49歳までだったのか…ボコ…こんなこと言ったら、絶対妻に怒られます…^^;
今日は、冷や汗の連続です。子どもを儲けたくとも授からないご夫婦もいらっしゃいますので、軽々な発言は慎まなければなりません。「綸言汗のごとし」とは、君子の言葉は絶対であり、軽々しく訂正はできない…一度、出た言葉は、汗のように二度と戻せないのだという戒めであります。

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塵も積もれば…

2009-09-14 19:30:15 | いろはかるた
「夢屋いろはカルタ」8日目は、『 ち 』
「塵も積もれば山となる」となるところですが、一体全体、どれだけの塵を集めると山になるのでしょうか。コツコツと励むことの大切さの例えと承知しますが、所詮、塵は塵。千里の道を一歩一歩、歩いていたのでは、いつたどり着くのか分かったものではありません。
が、雑草は強い。叩いても叩いても出てきます。畑に刈り取った草を積み上げた草塚は、確かに山となりつつあります。河川敷公園で見つけた『キンエノコロ』の種は、一個また一個と花穂を離れ、また、来年、人にとっては厄介な雑草として生い茂り、私はまたボランティアで刈り取り作業をすることになります。
           
昨日、友人の庭を借りて行った「芋煮会」で、農業を営むトシパン(私たちは、まだあだ名で呼びあっています。)が、「俺達、農家の長男は、親父の域を中々抜けられない。結局、親父の仕事を踏襲する保守的な経営しかできない。」という、含蓄のある言葉を発しました。オヤジ達が親父を語るのも変な話でありますが、今年の農作業を振り返ってみても、結局、古老の知恵を借りているに過ぎず、連綿と受け継がれている技術を継承しているに過ぎません。
それでもやって行ける…いや、それだからやって来られたのかも知れません。畑が野と化してしまった荒地に咲いた「野バラ」にも、実がなりました。「これって、ローズヒップティに出来ない?」ちょっとした好奇心と失敗の積み重ねが、現在の技術として活かされているのですから、また、悪戯をしてみたいと思います。
塵みたいな好奇心と失敗が、儲け話の山と成る日が来るのでしょうか?
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年寄りの冷や水

2009-09-13 19:51:40 | いろはかるた
「夢屋いろはカルタ」7日目は、『 と 』
「と」と言えば、『年寄りの冷や水』でありますが、老人が年齢に不相応な危険な行為や差し出がましい行為をすることであり、またこれを冷やかす時に使いますが、「人間五十年、下天の内を比ぶれば、夢幻の如くなり~。」などと敦盛を吟じながら、私も人生を振り返るような年齢になってしまいました。
ブログの画像を撮り貯めようと、ボランティア作業終了後、河川堤防で翅の壊れたヨレヨレの「ジャノメチョウ」を追っかけておりましたら、見目麗しき若妻が、ホワイト家のお父さんのような白い犬とお散歩中。先方より「おはようございます。」とあいさつを受けました。シャイな夢屋オヤジは、思わず「ワン」と答えましたら、ホワイト家のお父さんが怒ること怒ること…^^; 先様は、それなりにウケてましたけれど…朝のすがすがしい一コマでした。まぁ、歳は自然に重ねてしまうものであり、年齢相応の行動を取れ、自覚を持てなどと言われましても、生来の怠け癖と好奇心は抑えられませんので、冷や水を浴びない程度の「温い水」でも浴びながら、知的好奇心を満足させていこうという「怠惰満足追及型」の人生をこれからも歩んで行こうなどと思っております。
           
友人T君の自慢の庭園で、先週思いついた「芋煮会」。同級生に携帯をかけまくり、6人で芋煮鍋を囲みました。子育てから解放された者、子育て真っ最中の者、独身の者…同級生の仕事も人生もいろいろでありますが、世間話にバカ話…オヤジたちの会話も弾みます。山形の芋煮会は、こうした気軽さがウケるのかもしれません。時には河原で、時にはこうして庭先で…食材は、畑から採り放題ですから…^^;
牛ホルは別格にして、焼きナス・完熟ミニトマト・だだちゃ豆・丸ナスの漬け物に、おみ漬け…各家庭の味があって、皆美味しい。来年の作付を考えながら、ここに若い「ちゃんネェ」でも居れば…そう、これが「年寄りの冷や水」というやつで、旨い酒と肴で満足することにしましょう。
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屁のつっぱり

2009-09-12 12:42:03 | いろはかるた
「夢屋いろはカルタ」6日目、『 へ 』
『へ』という音は、どこか間の抜けたような音でありますが、江戸かるたでは「下手の横好き」となるところですが、夢屋が選んだお題は『屁のつっぱり』…。
確か、北京オリンピック柔道男子で金メダルに輝いた石井選手が、「緊張されたでしょう?」というインタビューに「斎藤先生のプレッシャーに比べたら、屁のつっぱりにもなりませんよ。」とか何とかお応えしていたような…?受け狙いの誤用なら笑いも誘えますが、大丈夫か、今どきの大学生。
『屁のつっぱり』とは、何の役にも立たないことの例えですから、この場合、「プレッシャーなんて屁の河童ですよ…。」または、「斎藤先生のプレッシャーに比べたら、私のプレッシャーなんて屁でもありません。」とすべきところなのでしょうが、いずれにせよゴールデンタイムの「屁談義」はちと頂けない。総理の言葉は重い…などと言いつつ、人様の言葉尻を捉えながら、人と成りを批判するのも最近辟易してきました。
           
政治的には、中立性を持って生きているつもりですが、言葉狩りとも言える世相はいかがなものかと思います。石井選手の誤用だって、オリンピックという世界の舞台で、金メダルを獲得した興奮がさせてしまったものと大人の解釈をすることにしましょう…^^;
『ホソヒラタアブ』の規則正しい腹部の縞模様を見ていると、規則性の美しさを感じますが、世の中のすべてが、規則配列していたら、これはもう息苦しくて生きて居られないような気もします。この『ホソヒラタアブ』が花粉を舐めているニラの花弁は6枚、雄しべは6本。左右対称に開いておりますが、今年は、意外に障害(むしろ、傷害と表現した方が適切かな…)を持った昆虫や植物に出会う機会が多くありました。その多くは、脱皮の失敗や生育不良が原因ですが、自然界においては、致命的な傷害となる場合が多く、欠落してしまった機能を補完し、生き続けられる手段を獲得することも、人間の優れた特質のひとつなのかもしれません。
傷害を見つけるとどうしても「可愛そう」とか「変~」という感情に向かうのですが、「障害は個性である」と喝破してくれたのは『五体不満足』の著者、乙武さんだったような。「変わっている」ということは事実なのだから、そのことを言葉にすることをためらい、相手を思い遣っている…などという考え方自体がおこがましいことであり、どこかギクシャクした人間関係しか構築できないのではないのかなどと思うのであります。とは言え、子どものように、自然体で、「お前、変だよ…」なんて言えるものじゃありませんがね。


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骨折り損のメタボ対策

2009-09-11 12:18:18 | いろはかるた

「夢屋いろはカルタ」5日目は、『 ほ 』
江戸かるたでは「骨折り損のくたびれ儲け」となりますが、夢屋の中学時代の友人である「貧乏父さん」も毎日、メタボ解消のための散歩を日課にすることを目標にしております?
本来は、メタボ解消のために散歩をしています…となるところですが、メタボ解消の手段である「散歩をすること」が今や目的化し、散歩をするために「早起きすること」を目標とし、日々一喜一憂されております。
「骨を折る」とは、骨折のことではなく、力を尽くすことであり、オジサンたちは『粉骨砕身』会社のため、社会のため働いている訳ですが、骨が粉々になるほど身を砕いているのに、何故、オジサンの身(お腹)はへこまないのでしょうか?これは、オジサンのエネルギー収支バランスが、どこかで崩れているからに他なりません。「早起きする」「散歩する」「運動効果が朝食を美味しくする」「日中眠くなる」「粉骨砕身が崩れる」「ストレスが溜まる」「ストレス発散に酒を飲む」「グッスリ寝て、早起きする」…そうである諸悪の根源は、健康的に思える早起きが原因なのである。
           
画像では見えませんが、長い産卵管を持っているので脱皮に失敗した『カヤキリ』のオバちゃんのようです。彼女の場合、卵巣が発達した結果であって、決して内臓脂肪によって背中のファスナーが閉じられなくなってしまったものではないと弁明してあげなければならないようです。
しかしですねぇ、彼女たちは、決して動物タンパクや脂肪分を摂取して、卵巣を発達させ脂肪を蓄えている訳ではないので、イネ科植物だけの粗食でもこれだけ大きくなれるということは、とても効率の良いエネルギー変換率であるということができます。ということは、世のオジサンたちは、健康志向の早起き機能と粗食に耐える高エネルギー変換機能が、自慢のお腹の辺りに内蔵されているのかもしれない。ならば、この高エネルギー変換機能を研究すれば、資源の少ない日本でも効率良く光(太陽)エネルギーを蓄積できるかもしれない…メタボは罪悪ではないのである。
トホホ、全然フォローになっていない。
ちなみに、巻頭画像は、オジサンたちの昼食粗食アイテムである「蕎麦」の花であります。

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憎まれっ子…

2009-09-10 22:21:05 | いろはかるた
夢屋「いろはカルタ」4日目は、『 に 』
江戸カルタでは「憎まれっ子 世にはばかる」、上方カルタでは「二階から目薬」となるようですが、憎まれ者が世の中で幅を利かせる例えと言えば…。
さしずめ衛生昆虫の世界で言えば、「ゴキブリ」「ハエ」「カ」が、嫌われ者の三冠王でしょうか?蚊と言えば『ヒトスジシマカ』 学生時代、大学の寮で初めて血を吸われ、非常に痒い思いをしましたが、それまで、日中家の中で蚊に血を吸われるなどという経験がなかったものですから、黒地に白のストライプの蚊を見てびっくりしました。百科事典では、仙台市以南の南日本に分布するとありますが、今年は我が在所で畑作業中、かなり献血いたしました。これもまた、温暖化の影響でしょうか?ホラ吹きの友人は、この蚊の捕獲方法として、一旦、口吻を腕に刺させ、蚊が気を緩めたところで腕の筋肉を緊張させ、蚊の口吻を筋肉組織で抜けないように締め付けるのだ…と豪語しておりました。画像に残そうと今年何度かその技に挑戦してみましたが、残念ながら私は未だに成功しておりません。吸血する蚊が♀であることをご存じでしょうか?蚊の♀は、産卵のための貴重なタンパク源として血を吸っているのであって、♂は血を吸いません。
           
と言う訳で、三冠王の一角である「蚊」をアップできず、本日は「シャクガ」の幼虫をご覧いただきます。いや『山形新幹線つばさ』です。新車両は、グリーンとダークグレーのストライプが入りましたが、開業(平成4年7月)当時の車両のコピーは「翼の無い航空機」…私には、グレーのイモムシにしか見えませんでした。何故か、一般道路の踏み切りと平面交差する新幹線(ミニ新幹線とも呼ばれますが、正式名称は、新幹線直行特急ですから、在来特急の域を脱しておりません)ですが、これによって何が変わったのか?まず、福島駅で在来特急から東北新幹線に乗り換える必要がなくなったこと。そして、「ああ、上野駅」から東京駅に乗り入れ可能になったこと。そして、山形空港の搭乗率が悪化し、山形空港の発着便が減少してしまったこと。そう、一番の変化は、東京出張が日帰りで充分可能になってしまったことでしょうか。そうです…あなたは、サラリーマンのスローライフの敵です。それでも、搭乗客は増加して…世にはびこる???
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