江戸カルタでは、「破れ(ワレ)鍋に、綴じ(トジ)蓋」であります。
どんな人にも、それにふさわしい伴侶がいることの例えでありますが、似たもの夫婦などとも言い、破損した鍋(夢屋)にも、相応の蓋(オッカァ)が付き物でありまして、正直、水が漏れるような鍋に、松嶋菜々子さんのような妻がいたとすれば、「提灯に釣鐘」状態と言わざるを得ません。
この場合、少々口うるさいオッカァであっても、いわゆる「屁」のようなものであり、通り過ぎればお腹もスッキリ、臭いは時間が解決してくれますが、菜々子さんが我が家に居たとすれば、緊張感で疲れてしまいそうです。
画像は『コカマキリ♂』でありますが、彼らの緊張感からすれば、松嶋菜々子さんと同じ屋根の下に居るなどということすら「屁」でもないと言えるかもしれません。何しろ彼らの子作りは、命がけなのですから…^^;
迂闊に♀に近づけば、♂としてではなく餌として食べられてしまいますし、運良く交尾にいたっても、最後は食べられてしまうことが多いのです。悲しき同胞であります。いやいや、♂ばかりが壮絶な死を遂げる訳ではありません。「夢屋王国」の陸軍幕僚長である『カバキドクグモ♀』の場合は、綴られた巣の中で、自らの身を子どもに提供し子育てを行っておりまして、実に壮絶な営みが繰り広げられているのです。

所詮、人間の場合は、脛をかじられる程度で、身を削られるということはありません。なぜなら、子育て真っ最中でも、私たち夫婦は、「我豚に、途次豚」の夫婦ですから…^^;
オチがイマイチです。