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 男のさびしさ

2017-12-01 20:33:09 | 日記
 天皇の退位のニュースが流れていた。改めて『平成』という時代はさまざまなことが起こった時代なのだ と振り返った。そして日馬冨士の暴行事件も少し伸展したようだ。連日、無言を通していた貴乃花親方の表情が厳しいというよりはさびしそうに見える。30代の貴乃花はもっと輝いていて明るい感じがする。事件のせいもあるのだろうが、それだけではないものが漂ううような気がする。

 彼の生き方や今回の彼の行動は理解できる気がする。さまざまな憶測があるようだが、彼はこうと決めたことを貫いているだけではないだろうか。そのことで相撲協会からの処分が出たとしてもいいと 覚悟しているのではないだろうか。

 男の人が見せるさびしさがある。それは、雄のもつさびしさというのか、人間が生まれたときから背負っているさびしさ というのか。おんなはどこかへそれを置いてきてしまう気がする。どうもその寂しさを見つけてしまうので、男性に怒れず、甘くなるのかもしれない。たしか瀬戸内寂聴さんがそのさびしさを見つけていけない と言っていた気がする。

 なにかを「覚悟」するということは、人を「強く」するかもしれないが同じだけの「寂しさ」を背負う気がする。それが魅力なのかもしれないが・・・。だから、そうだね 温めてあげたい  と思うのかもしれない。

 

 
コメント
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