『クリぼっち』という言葉を聞いた。クリスマスを一人で過ごすことを意味するという。若者の間で広まった言葉らしい。そういえば、昔若いころはクリスマスは恋人のいる人は2人で過ごしていた。それがイベントだったかもしれない。いまは、一人で過ごす若者も多いという。一人で過ごすことを別にさびしいことと思わないらしい。LINEなどでつながっているからかもしれない。
毎年、クリスマスは仕事だった。あと1ヶ月くらいしかない中学受験生の追い込み時期。一番つらい時期だった。お母さまが用意してくださったケーキを頂くことが多かった。授業を終わると9時近く。(時には過ぎていた)あたたかい家庭を出て、きれいなクリスマスの飾りがある住宅街を駅に向って歩いていた。「ひとりぼっち」とか「さびしい」とかではなく、今日出来なかった問題をどうしていくかのほうで頭にいっぱいだった。受験生から解放され、今年は、教会でクリスマスを過ごすことができる。なんと平和なことだろう。
寂しさが消えたのはいつごろからだろうか。夕暮れ時にふと襲ってくるさびしさはあるが、昔のような不安定なさびしさはない。どこにもつかまるところがないようなさびしさだったのだろうか。二人でいても、さびしいことはある。二人だから余計なのかもしれない。
今日、ホームセンターで断熱材を見てきた。パソコンをしていると足元から隙間風が入ってくるようだ。いつの間にか心の断熱材が隙間風を防いでくれたのだろうか。しっかりと。
毎年、クリスマスは仕事だった。あと1ヶ月くらいしかない中学受験生の追い込み時期。一番つらい時期だった。お母さまが用意してくださったケーキを頂くことが多かった。授業を終わると9時近く。(時には過ぎていた)あたたかい家庭を出て、きれいなクリスマスの飾りがある住宅街を駅に向って歩いていた。「ひとりぼっち」とか「さびしい」とかではなく、今日出来なかった問題をどうしていくかのほうで頭にいっぱいだった。受験生から解放され、今年は、教会でクリスマスを過ごすことができる。なんと平和なことだろう。
寂しさが消えたのはいつごろからだろうか。夕暮れ時にふと襲ってくるさびしさはあるが、昔のような不安定なさびしさはない。どこにもつかまるところがないようなさびしさだったのだろうか。二人でいても、さびしいことはある。二人だから余計なのかもしれない。
今日、ホームセンターで断熱材を見てきた。パソコンをしていると足元から隙間風が入ってくるようだ。いつの間にか心の断熱材が隙間風を防いでくれたのだろうか。しっかりと。