春を感じる陽ざしの中、教会へ出かけた。いつもの秘密の小道で例のイケメンと出会った。また、挨拶をしてくれた。気分良く陽ざしを楽しみながらゆっくり駅まで歩いた。ご近所の方が急ぎ足で駅に向かっている。時計を見るとゆっくり歩きすぎだった。やばい!イケメンどころではない。
電車は空いていて、マスクをした人が多い。金曜日のミサは人が少ないので問題がないが、東京ではミサが中止になったという。ともかくどこでも急な中止に戸惑っている。お子さんがいる家庭など大変だと思う。経済にもかなり影響が出ていると思う。誰もが不安になる。ミサ後の聖書通読の時に、頭が痛くなってきた。そんなことでも「もしや?」と思う。
インターネットのウイルス関連の記事を読んだ。以前の仕事の関係で存じ上げた先生の記事だった。その中にあまりTVで言われていない「公衆衛生学」という言葉があった。日本ではその専門家が少ないという。確かに免疫学の専門家がTVにも出てくるが、公衆衛生というのは聞かない。そして、さらに統計学的手法で拡大予想や収束予想をする人が少ないという。
難しいことはわからないが、なにかお役人のご都合による組織がこれまでの日本の医療のゆがみを産んでいるのではないだろうか。いや、医療だけではないだろうな。
この春の日に、新しい門出を迎える人もいるだろうに・・・。ずっとその人の人生に残ることだろう。長浜に戻ると、小学生がたくさんの荷物を持って帰宅するところだった。私にできることは「祈る」ことだけだ!