朝の室温が2階は18度だった。そろそろ暖房の準備がいる。いつもよりは早く目が覚めた。さてとオンデマンドでドラマを見る。朝どらではなく朝のドラマだ。今日から「漱石の妻」を見る。(麒麟が来るの 長谷川博已が漱石、尾野真千子がその妻)こういう女性の役は尾野真千子がいい。エネルギーのある愛情表現の場面は、端正な美人ではどうも演じきれない気がする。気難しい漱石の役も長谷川博已がいい感じだ。そんなドラマを朝から見るので、仕事モードまで時間がかかる。(夜はWiFiが入りにくいので見ない)
漱石が生い立ちを語るところがある。おとこが自分の生い立ちを語るときは、自慢話か屈折した話であることが多い。漱石の生い立ちなどは私のようなおんなにはそばにいてなんとかしてあげたい になる。男の自慢話は、サッカーのシニアの関係で、よく聞くことがある。まぁ、お付き合いというのか・・・。「それは2回ほどお聞きしましたが・・」などというケースもある。たま~に面白い話もあるが、だいたいは、「そうですか、すごいですね!」と言いながら、内心、ああまたか と思う。でも、彼らは話したいのだ。一通り話せば「これで終わり!」と満足のようだ。大体、なんでもそうだ。あまりほしくない本やら資料をいただく。
「それで・・・?」とおばさんは意地悪く思う。「だから・・・?」でもある。今、そんなことを聞いても・・・。お金持ちになって、なんの考えもなくお金をばらまいていい気になったり、過去の栄光でしか生きられなかったり。
この前、陶芸の先生が、私の授業で見ていると口を出したく(手を出したく)なるのを防ぐためか、昔の資料を整理していた。先生は元美容師で、全国に技術指導に行っていたらしい。(台湾も)その時の懐かしい手紙やらを見ている。その穏やかな表情がよかった。充実していたその時代をひとり楽しんでいた。いいね。