ここ2日ぐらいでほんの少しずつ木の葉が色づいてきた。多賀城でも1割くらいの黄葉だった。綿のシャツでは寒くて、薄手のセーターを引っ張り出して着た。長旅のせいか?腰が痛む。でも、今日は戦争状態だ。連絡を一通り済ませて、携帯の会社に契約の変更?に行った。
よく理解しないで契約しているから、大変だ。いまのガラ携とタブレットの組合せは使いようによっては便利だ。通話はしやすいし、情報から離れたいときは、タブレットを置いて出かける。さまざまなシステムがスマホが便利になるので、仕方なくスマホを見に行く。
シニアサッカーの記事で85歳のサッカーおじいさまが登場する。私の取材ではないが、なかなか興味がある内容だった。85歳と言っても世間の85歳とは違い、走ってボールを蹴っている。サッカー歴70年という。かなりのキャリアの持ち主で、岡田武史元日本代表監督を彼が高校時代に指導したという。1級審判歴も25年だったという方だ。
この方と連絡を取るのは、ほとんど手紙かはがきだ。実に達筆でお手紙をくださる。電話もあまり通じない。そして、すごいのは自宅にはテレビはなく、パソコンもないという。もちろん、携帯電話も持っていない!
彼のインタビューをした人は、「今のIT全盛時代に完全に乗り遅れているようだが、全くそんなことを気にしないようで、反対に時代の最先端を歩んでいるゆとりすら感じさせる」と記している。確かにそうかもしれない。物事が間に合わなかったことはないし、要所要所は全部電話で確認されている。絵も描かれていて、作品展にご招待いただいた。
TVやスマホを見る時間、キャンバスに向かっておられたのだろうか。「ゆとり」か?!ああ、「ゆとり」を奪われるものを購入することになりそうだ。なんとも複雑な心境だ。