霜月。十六夜。教会のミサ、陶芸教室が終わって帰宅すると、ぐったりした。ミサで、「あの、おほーが…」(言葉が悪くて)などと思ったことを告白して、許しを願ってきた。心が緩むとよく眠れる。心地よい眠りから覚めると、4時だった。逃げるように教会から陶芸教室にいったので、お友達に電話した。
NPOの仕事が一段落すると、神父様からのお願いがきていた。神様はときを見ていて下さるようだ。自分の心の向いている方向に進んでいく。ありがたいことだ。
子供や孫がいると悩みも多いようだ。孫が高校3年生で、もう就職も決まったという。その子が「高校の卒業旅行」に彼女と2人で行くという。相手の女の子の両親はOKらしい。お友達は「?」でいや、どうしたものか と思うという。母親に相談したら、だめに決まっているので、ばばに相談だという。当世はそういうものだろうか。先ほど買い物に出かけると、十六夜の月の光のなかで、駐車場で高校生らしいカップルが抱き合っていた。さほど驚くことではないが、卒業旅行は、なんとも答えに困った。
最近、家を追われて?実家に帰る息子さんが増えている。家もいらないから というらしい。聞く話だけでは、なんとも「鬼嫁」だ。神奈川のお友達も離婚はしないが、実家に戻り90歳を超えるお母さんと暮らしているし、たしかに「息子、実家に帰る」が多い。これも流行りなのだろうか。
どこまで事実か定かでないが、妻は強い!私が離婚した時の話をすると、「よくそんなことでOKして離婚したわね」と言われる。人に「あなたはやさしいひとだ」と言われるが、それは「あほや」ということと思っている。それでいいと思う。芯まで砂糖のような「やさしさ」のかたまりのお人好しでいいと思う。