今日は朝から天気は穏やかだが、こころはなにかおかしい。異物を飲み込んだようだ。動きの取れないことで、なにかやる気が起きてこない。こんな日もある。
そんな難しい状況は新しい発見を与えてくれた。自分だけの気持ちで、不安に思っていたりしたことが、それだけではなく、相手のほうが大変な状況なのかもしれないということだ。むしろ、相手は必死で自分自身を支えているのかもしれない。そんな苦しい気持ではないだろうか・・・。
もうかなり昔の話だ。なにせ、私が大学生のことろだから。前にもブログに書いているが、アルバイト先をわけの分からない理由で、やめなくてはならなかった。30年もひきずったYさんと一緒のアルバイトだった。アルバイトが首ということは、Yさんと会えなくなる、そのことが悲しかった。ビルの廊下で彼にそんな話をした。
「これで終わりではないから・・・」彼はそう言った。その言葉をなぜか思い出した。そういって、彼はずっと精神的に私のそばにいてくれた。でも、思えば、彼も私が必要だったのだろう。そのことに気が付かなかった。それぞれの立場で、お互いに相手が必要だったのだと。
自分の気持ちではOKできないわけのわからないことに立ち向かう時、その人がいることがなによりも大事な時がある。そのことで、なんとか前に進めるのだろう。「もう少し頑張ろう」と。
何もしたくない日。今夜はカレーにした。(笑い)