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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

自分の居場所

2020-11-05 18:09:31 | 日記

伊吹山が初冠雪したという。山頂が見えたときは、雪はなかった。今日もあたたかいくらいだ。2日間、TVでアメリカの選挙の模様を見ていると、「ああ、これがアメリカなのか!」とも思うが、ますますわからなくもなる。英語が達者な友達が二人の選挙運動を対照的にみせているUSAのニュースを見せてくれた。それは日本で見られる映像とは全く違うものだった。それが事実なのかどうかはわからない。

寒くなると、足が痛い、腰が痛いという声が聞こえてくる。鎌倉のおばあちゃんが気になり、お菓子を焼いて、こちらの野菜と一緒に送ることにした。朝からドラマを見ると、到底仕事気分にはならないのでリックをしょって買い出しに出かけた。田んぼが耕されていて景色が違い、1本道を間違えた。広々とした田園風景と遠くに見える山の景色に癒されている。こちらへ来て2年、自然の中に自分を置くことが、いかに心を癒してくれるかを感じた。

やはりつらかったのだ。そして、「つらい」と言えず働くことで生きてきた。そんな人はたくさんいるのではないだろうか。今朝見たドラマで「自分の居場所」という言葉があった。歌手なら舞台かもしれないし、サッカー選手ならピッチかもしれない。いや、そこではなく家庭だ という人もいるだろう。NPOの仕事をしない日、エプロンをして料理や掃除をしているとき、ここが居場所のような気持ちになる。

昔、尊敬する生物学の先生が、「僕の居場所は顕微鏡の中なんだよ」と話されてことを思い出した。そろそろ80歳に近くになられるのだろうが、あと一歩で終わります と奥さまと二人で研究の仕上げをされている。高校では柔道で身を立てようと思い、結核を患って長期療養を強いられ、それではとその間美術を学び、美術でもなく、入学した大学で巡り合ったのが、いまの生物学だという。

「自分の居場所」が見つかれば、生きることに張りができて、たいへんなことも耐えていけるのだろうな。あなたの「居場所」はどこですか?

コメント
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