天気はいいのだが風が強くて、どうもうすら寒い。年のせいだろうか、特に夕方はそわそわする。昨夜は池江璃花子選手のオリンピック代表内定で、元気をもらった人も多いのではないだろうか。インタビューを見ると、目頭が熱くなる。水泳競技に対する情熱が彼女を突き動かしたのだろう。思っても誰もができることではない。
あまり考えたことのなかったオリンピックって何だろう?と思った。古い記憶をたどると、あれはクーベルタン氏がオリンピックの復興を提案したものではなったか?スポーツを通して人が成長し、その仲間たちが集い、お互いに尊敬し合い平和な世界を提案していたような気がする。
このコロナウイルス感染拡大がまだ止まらない時に、無観客でも開催するというのはどういうことなのだろうか。記憶にあるのは、入場行進の時、アフリカの小さな国の代表一人が堂々と国旗を掲げて歩いている姿だ。今、コロナの感染拡大で後進国はオリンピックどころではないのではないだろうか。後進国だけではないだろうと思う。オリンピックの開催時期にワクチンの接種が終わっているとは思えない。医療現場の人たちはオリンピックの中継を見ることができるのだろうか。
スポーツ競技で感動するのは、競技する人の純粋な情熱ではないだろうか。それがその人の人生を感じさせるような。池江璃花子選手のあの涙をとてもとても大事なものに思う。
ここにも情熱があります。紫のパンツは85歳以上、金のパンツは80歳以上のサッカーマンです。もちろんフルピッチを走ります。