手帳が新しくなった。4月はじまりの手帳を使っている。予定がガラガラでなのがいい。湖北へさくらを見に行こうかと思ったが、新しい希望の年度の始まりに湖北は？？と思い、京都へ出かけた。桜の季節は終わっているが、京の華やいだ雰囲気が見たかった。山科で降りた。何度もこの駅では降りていた。気持ちが高ぶってきたが、地下鉄の駅がどこかわからない。駅前からバスも出ているので、バスで醍醐寺前まで行くことにした。京の町の混雑した道路を走る。
醍醐寺はそんなに込み合っていなかった。なぜか黒いスーツの似合わない新入社員が多い？さくらは散っている木が多いが、もみじの芽吹きがすばらしい。生命力そのものだ。気分が変わってくる。私は京都が大好きで、滋賀の地に越してきたのだ。越してきた年はまだ外国人観光客が多く、出かける気になれず、その後はコロナウイルス感染拡大でさらに足が遠のいた。でも、今日、この醍醐寺いると感じるものがある。一歩、一歩その感覚を楽しみなら歩いた。「やはり、京都が大好きなのだ」と。離れてみると京都の奥深さを感じると言った人がいたが、まさにそんな感じだった。
NPOの仕事をやめて、新しい気持ちになれた。「京都だったのだなぁ」と。京都も、また戦いの世を耐えてきたのだ。あとは、かみさまにお任せして、前に進んでいこう。なにかあれば誰かが助けてくれるだろう。
