あっという間に、麦の穂が伸びている。麦畑の緑の波が揺れている。その隣の田んぼには、水が入り耕運機が動いている。遠くに琵琶湖のうつくしい湖面が見える。半そで1枚でもいられるくらいあたたかい。昨年よりも1週間は季節が早い。
「終わりの美学」と三島由紀夫ではないが、最後まできちんとしようと思うと、いままで「いいわ、いいわ」で済ましてきたことも、きちんとしなくてはならない。自分が泣けばいいでは、周りが許してくれない。周りの応援はとてもうれしいことなのだが、後始末は自分の失敗の始末なのだと思ってしまう。そして、今までしてきたことの失敗がたくさん見えてくる。ほんとうにあほやった。
洞窟の中に入りたくなる。出ることのできない洞窟に。コロナ禍のせいか、先の見えない(希望が持てない)のがきついのかもしれない。小さな光でもあれば・・・。そういう人が多いのではないだろうか。私は短気だから、さっさと決めて、さっさと次のステップにいくリーダーシップが欲しいと思う。
若葉のうつくしい季節はプチうつなることが多い。新入社員や新入生にもありがちだ。でも、私は五体満足、昨日は比叡まで行ってきたではないか。そう思うのだが・・・。
郵便が届いた。ハガキいっぱいの大きな字!宮城のサッカー仲間からだ。皆さんに送るバースデーカードへの返信だ。自分のトレーニングの場所の写真を印刷してくださった。トレーニングメニュー入りで。そして、『自問自答で、逆境を切り開くことができるような気がします』とあった。そうだよね、そう、プチうつどころではないね。
希望の灯り です。影に天使が見えますか。