さわやかを通り越して暑いくらいの日だ。日傘に遮光のパーカーを着て外出した。それでもここは湿度が50%はある。昨日は、一つ仕事が終わった。ホッとしていたら今日また仕事が入ってきた。貧乏暇なしのボランティアの仕事だ。よほど前世は怠け者だったのだろう。でも、こうしていることで許していただいていることがあるのだろう。
貧乏で困ったので、働きに出なくてはと思う。いよいよシルバーセンターに登録に行かないとならないようだ。昔だとここですぐシルバーセンターに出かけるのだが、今は、まずはNPOの解散がきちんと処理できてからと思う。一つ一つきちんと片をつけないといけない。そして、時は向こうからやってくるように思うのだ。不安があれば、人は焦る。でも、焦って決めたことは、間違いが多い。焦らなくも、時はやってくると思えるようになった。おそらく、不安でその辛抱ができなかったのだろう。
たとえば、大学に行きたいときに、経済的に厳しくて行けそうにないなら、1年頑張って働いてお金を貯めるという選択もある。もしくは夜学を選ぶことだろう。どうしてもその大学でその分野を学びたいのなら、人生の中の1年や2年を待つことができないといけないのだろうな。そういうことを、アドバイスする人が周りにいることで人生は変わるかもしれない。若い時は、なかなか待つことができないのだが。
確か徒然草だったと思う。『・・・少しのことにも、 先達はあらまほしき事なり。」があった。若いころ、相談相手やアドバイスしてくれる人がいれば・・・。失敗も半分で済んだのではと、自己の突っ走りを弁護している。それでもやっと、待てる力を持てるようになれて、よかった。