今日も暖かい。郵便局へ書類を出しにいった帰りに、大家さんとお会いした。暖かいの外のお掃除をされていた。「O家の牡丹も咲くわよ」と教えてくれた。冬の間、バラの苗木かと思っていたら、暖かくなって牡丹の苗木だとわかった。「O家の牡丹」と言われたのは、近くの総持寺というお寺が「牡丹」で有名だからだ。そうか、そんな季節なのだと総持寺へ出かけた。しょぼんとした派手な赤い色の牡丹が咲いていた。どうも「牡丹」は苦手だ。総持寺は地味なお寺なのにで似合わない。
2日間、珍しくパソコンの前で陶芸展のパンフレットなどを作っていた。久しぶりのおこもりさんだった。お友達が作ったのだが、印刷した人がデーターを保存しなかったとか。パソコンで冊子やパンフレットなどを作るのは好きなようだ。フォントや色に対するこだわりがあるようだ。そのひつこさがいやだなぁと思う。まぁ、そこそこのものはできたが。
人間関係では「こだわり」をなくすようにしている。人間だからさまざまな感情はあるが、マイナスの感情は、できるだけ早く消している。段々そういう世界から離れてきている。自分が土管になったようで、空洞になった。でも、なんとなく変。人がそばにいなくなるようで怖い気もする。それでも、怒ったり、恨んだり、嫉妬したりすること少ない。
総持寺の帰りに、いつも行く美容室にハナミズキが咲いているのではと、通ってみた。花も少なく、元気がない花が咲いていた。代わりにライラック(リラの花)が咲いていた。香りもいい。「リラの花冷えのころ」は渡辺淳一さんの作品だったなぁなんて思い出した。6月の北海道に行けるようになるといいなぁ。
そう、全国どこへでも。