朝から雪が止みません。大雪になりました。昨夜は珍しく足が冷たくて眠れませんでした。カーテンをそっと開けてみると、雪が降っていました。お布団に潜り込んで本を読んでも、なにかさびしくなりました。雪はさびしいんだなぁ・・・。眠れないまま、思い出すことは「なんであんなことをしたのだろう」というようなこと。いまならそんな選択はしないと思うのですが。本当によく間違えました。弱かったのかなと思います。頼るもののない心細さというのか。そんなことを思いながら眠りにつきました。
朝は白い世界で始まりました。さすがにもうカメラを持って写真を撮りに出かける気力はありません。サラサラのおいしそうな雪なのですが。TVで北京オリンピックの開会式の画像が流れていました。きれいな画像でした。子供たちも自然でかわいいこと。これだけを見ると、中国の子どもたちをうらやましく思います。あか抜けた開会式だった気がしています。
雪が降ると町が別の町のようです。静かでうつくしいです。ご近所の人たちも暗くなる前に出てきて、みんなで雪退けが始まります。不愛想と思っていた前の家の奥さんもやさしく声をかけてくれました。隣のお姉さんの(と言っても私よりもおばあさん)車が駐車場に入れないのでお手伝いをしました。とてもうれしそうにペットボトルの麦茶をくださいました。
雪の日はそんな日です。さびしさとほんわかとあたたかいこころがまじりあっています。あと3日は雪の世界です。今夜はさびしくないといいなぁと思います。でも、済んだことは書き替えられないとは思って、今の時間を大切にしています。今日は寒いのでレモンのリゾットを作りました。レモンの酸味が体にいいようで、あたたまりました。写真はミモザです。母が大好きでした。