お日さまが暖かい日です。でも、道は昨日より滑りやすく、ぼ~っと歩いていると滑りそうです。雪退けをしているのは高齢者(それも後期高齢者と思しき人)です。仕事に困っている人に市なり県なりがお願いできないのかなとも思います。でも、80歳のおばあさまがおっしゃっいました。「私たちのほうがちゃんとできると思うわ」と。
写真を撮ろうとしてうっかり自分の方にカメラが向きました。ああ、なんという醜いおばあさんなの!それは年を考えれば致し方ないとはいえ、急に醜くなりました。お金があればいい化粧品も買えて、シミも取れてしわの伸びるだろうに・・・。そうなんです、老後は若い時よりもお金がものをいうのです。住むところもいい老人ホームにも入れますし、暖かい部屋でおいしい食事もできます。元気なら海外でも国内旅行でも出かけられます。若さで越してこられたことが、もう越せなくなりました。若い方はしっかり老後に備えてくださいね。
今日は陶芸教室でした。月に2回なので楽しみに出かけます。汚れてもいい服装で来てくださいと言われましたが、そういう服しかないのがこの頃です。靴もそうですし、不自由だらけです。まぁ、今まではある程度買うことができたことで恵まれていたとするしかありませんね。でも、そんなに「お金、お金」ではありません。この前20室もあるお家の住んでいる方もいましたが、それでもいることのできるのは一部屋だけですものね。(分身の術でも使わないと)それは服も同じことで一回には1着しか着られません。靴も2足は履けませんね。食器も本も飾るだけのものが多い人がいるようです。たしかにきれいかもしれませんが・・・。
なにか老後はお金があることが一番でもないような気もします。このごろとても落ち着いて幸せです。今までにない貧乏なのに。我慢も楽しみになります。
何が原因なのでしょうね。80歳過ぎてももの、もので生きなくてはいられない人は・・・。
工芸教室(陶芸教室があるところ)のひな人形です。