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しあわせになろうね

2022-03-02 18:59:15 | 日記

日曜日までは天気が良く暖かいらしいです。一枚着るものが減ると身体が楽になります。午後、買い物に出かけると裏道で大きな道路工事の車が進んできました。ああ、年度末だからかなぁと思いましたが、その大きさにウクライナの戦車を思い出してぞっとしました。こんな車が何百台も町に侵入してきたら・・・。

宮本輝の小説で、連載小説ということもあり登場人物が多いのですが、一人以外はだれに対しても温かい目でその生き方を見守っているのです。その人なりの生き方と成長を批判することなく描いています。読んでいて心地よい小説でした。弁護士によってその行為の責任を金銭でおわされた男の人がいました。

独身と偽って20歳の大学生に近づいた45歳の妻子持ちの(子供が二人)男性でした。3年間だまし続け、独身でないと発覚すると、「必ず離婚するから」とさらにうそを重ねました。(離婚する気がないのに)結局、23歳になった女性の父親が、自分が出ないとさらに娘が苦しむだけと男性に慰謝料を弁護士を通じて要求しました。男の人は2回に分割して支払ったというストーリーです。23歳の娘さんはこれから失った3年と取り戻すのだと言っていました。

そんなお話でした。不倫関係の男性が急死してしまい、あとで子供が出来ていたとわかり、相手の家庭には一切迷惑をかけずに子供を産んで自立して子育てした女性とこの子供のことは責めることなく描かれていました。特に誰にでも好かれて成長していく男の子は大人の感覚を持っていて、それでも素直な子として描かれていました。

最近はこういう誰もが非難されたりすることなく幸せに過ごしていく物語を読んでいます。悲恋などはもうたくさんです。

しあわせになろうね!

 

 

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