トタン屋根に落ちる雨音が朝までしていました。静かな春の雨なのですが、寒い!膝が痛みます。年度末のせいか諸々の問合せが来ます。サッカーチームの管理的なことが多いです。たかが10年、されど10年で各チームから集まる情報は貴重です。少しでもお役に立てるのでうれしいのが、苦戦しているホームページのご質問には何とお答えしていいか・・・。
ずっと闘病生活をしておられるサッカー仲間からお手紙が届きました。一字一字丁寧に書かれた文字を見るだけで涙が出ます。今月末でチームを離れるということでした。ご寄付をたいへんでも「郵便局くらいなら行けますから」とお送りくださる方でした。そういう方が段々増えてきました。私の返事は「私の仕事はサッカーができずにいる方のためにしていることなのです」です。お医者さまのようにその方のいのちと向かい合うわけではありませんが、可能な限り寄り添っていたいと思うのです。
段々事務的なことも集中力がなくなり思うように進みません。新幹線に乗るのも、忘れ物はないかなど神経を使うようになりました。やめたい、やめたいと続けた10年でした。金銭的にも肉体的にも限界でした。いまもそれは改善されていません。ただ無理をしなくなりました。わが身が一番大事と。でも、ほんの少しの「ひかり」を届けられるなら、もう少し続けていこうと思うのです。
今日は冊子掲載の文章が出来上がりました。都会で小さくなっていた心が少しずつ膨らんで、そう、前にも書きましたが小さな幸せに生きられるようになりました。そんな結びになりました。