今日も寒さが戻った感じです。朝、寒気がするような感じで目が覚めました。室温は6℃です。今日中に終わらせないといけない仕事、3月中旬からのおじいちゃんサッカーの取材予定の確認メールなどいよいよタイムリミットなのでよっこらしょと起きだしました。
ああ、3月11日が近いなぁと思います。宮城のチームはサッカー仲間、家族、そして家屋を失った方多かったです。取材に入ったのは翌年でしたが、ブルーシートで覆われた家、道路はひびがはいったまま、お墓の墓石もほとんどが倒れている状況でした。取材の決まりは、震災について質問しないことでした。でも、みなさんが元気でサッカーに汗を流していました。それから毎年宮城には取材に入っていますが、8年目ぐらいで少しずつご自身のお話をしてくださいました。家は流されなくてもほとんど使えないという状況で3年はかかったというような話でした。福島も大変でした。むしろ汚染の騒ぎのほうが大きかったです。今は練習に使っている体育館が避難所でした・・・。
この頃、ふと、「生きていて何か希望があるのだろうか?」などと思うことがあります。あまりウクライナの映像を見るのもいけないのかもしれませんね。そうですね、どんな小さなことでも、『希望』が必要な気がしています。でも、宮城や福島のシニアの皆さんを見ていると、人間はすばらしい力を持っていると勇気づけられるのです。そういう力を信じたいと思うのです。
前にも書いたことがありますが、最後まで生き抜く力は誰もが持っていると思います。そういう自分の力を信じてほしいと思うのです。過ぎてしまえば「いまは昔」と言える日がきますように。