5月になりました!残念ながら雨の日曜日です。急に寒くなったので、また、血圧が上がってしまったようです。私の場合は、頭が痛くなるのですぐわかるのが幸いです。雨の中ごミサへ。換気のため窓が開いていて、さらに寒かったです。今日は英語のミサなのでフィリピンのコミュニティの方が多かったです。子供の日のお祝いと母の日のお祝いも一緒とかで、神父さんも大変です。でも楽しそうに子供たちと話しています。
5歳くらいの男の子に神父様が「イエス様を愛していますか?」(英語で)訊ねると彼は下を向いたままでした。片手にはあるスマホでゲームが気になっています。もう一度「イエス様を愛していますか?」と聞いても黙って下を向いています。隣のママは困り顔で「反抗期なんですよ」と。その彼が神父様を指さしました。「なに?言わないとわからないわよ」とママ。もう一度神父さまを指さすと「私を愛してくれるんですか」と神父様。男の子はちょっと恥ずかしそうに頷きました。子供は正直です。
英語のミサは、日本語のミサに比べて明るいので好きです。音楽も明るいです。英語が全部わかるわけではないのですが(プロジェクターで映し出されます)日本語の堅苦しい聖書朗読よりわかるのです。隣の彼女も同じことを思っていました。これだから日本にキリスト教がなじまないのだわと思うのです。古い翻訳のままです。日本語のミサはお葬式に近く、英語のミサは結婚式に近いというのがわかりやすいでしょうか。ミサの最後の曲では、神父様は踊って退場でした。宗教は生活に根ざしていないと親しまれないですね。
今日、お菓子をいただいた子供たちが大きくなる頃には、英語のミサでも誰もが理解できる時代になると思うのです。朝ドラに戦争が終わったら、「誰もが自由に世界中どこへでも出かけることができる世界になってほしい」というセリフがありました。このウクライナへの侵略が早く終結して、子供たちが自由に外に出て海外へも出かけられる日が来ますように。