ひんやりとした朝でした。体調はなんとかですが、今日は京都へ出かけられます。哲学の道を歩いてみようと思います。
目に飛び込んでくるものは、若緑ばかり。南禅寺から安楽寺まで歩きます。若い方が多いです。特にきものを着たカップが仲良く歩いています。安楽寺は一般公開は普段されていません。春と秋、夏の鹿ケ谷カボチャ供養の時だそうです。陶芸の先生の作品展でした。こじんまりとしたお寺です。裏に東山を背負っています。一般公開されていないだけに、建物の保存状態がとてもいいです。
毎日、ウクライナの心痛むニュース、争いというものは本当に残酷です。安楽寺は法然上人の弟子、住蓮上人と安楽上人の菩提を弔うために法然上人が復興させたというお寺です。宗教というものに上皇が権力をふるう時代です。理不尽なことが平然と行われました。
そんなお寺の案内書を読みながら、緑のシャワーを縁側に座りながら浴びていました。「生きること」も「死ぬこと」も同じだという言葉を思い出します。今、悩んでおられる方や苦しんでおられる方は、緑に満ちた写真をご覧ください。「いのち」を感じて「生き抜く」ということを思うことができれば・・・。