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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

オレンジ色の部屋

2018-08-25 18:28:06 | 日記

夕方散歩に出ると、西日がきつい。まだ暑さが残っている。それでも空は高く、うろこ雲も見える。「秋は夕暮れ」にしては早すぎる。西日の入る部屋は、あまり好きではない。オレンジ色の部屋は明るそうで寂しい。「別れ」のオレンジ色だ。ドラマの別れのシーンも夕日が射す部屋が多い。

結婚しているときの最後お住まいは、西日が入る部屋だった。窓が一間半あるので、それは部屋中がオレンジ色に染まる。じっと部屋に座っていて、段々暗くなるのは、秋でなくても寂しかった。暗くなるまで動かずにいたことを覚えている。

「別れがあるということは、生きていること」と言っていた。確かにそうだ。そういえば、ボランティアで有名になった尾畠春夫さんは、何年か前に奥さんが「用事で出かけてきます」と言って出かけたまま帰らないと言う。「きっとまだ用事が終わらないのでしょう」とまだ帰らない奥さんのことを言っている。そういうスタンスはいいかもしれない。朝ドラでは別れが続くようだ。母親(和子さん)と息子(律)の別れのシーン。直接でなく犬のぬいぐるみを通して話をする。最後は「おか~あさん!」だったとツイッターにあった。

岐阜犬でなく何犬を作ってもらおうか。そうしたら、言い残したいことが言えるだろうか。いや、最期くらいきちんとお別れが言いたいのかな。言い切れないほどの感謝の言葉を。オレンジ色の夕日の部屋ではなく、明るい朝日の部屋で。

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白い食器

2018-08-24 21:04:22 | 日記

 雨も風も強い台風が過ぎ去った。四国や関西に被害をもたらした。昨夜は目が覚めると一晩中うとうとと眠れなかった。風の音がすごかった。ベランダの植物は大丈夫だろうか。そんな夜は、母のことを思い出す。一人にしておいて申し訳なかったと。心細い夜もあっただろうに・・・・。

今日も蒸し暑く、風が強い。暑さよりも湿度が身体に効く。すっきりしたくてテーブルの上を片付けていると、あちこち気になりだした。ものを置く位置で部屋の落ち着きが違う。ものが溜まる所を、部屋の吹き溜まりというらしい。それを作らないのが部屋をすっきり保つこつらしい。ものは立てて置くこともこつだ。そんなことをしていると、白い食器が欲しくなった。食器は買うときの気分を反映するのか、明るい花柄が増えてきたていた。その前は、グレーやブルーが多かった。

白い食器は、なんとなく気分がすっきりしているときかもしれない。何の色もない、まっさらな気持ちというのか。そんな食器は、元夫と暮らし始めたときに、買い求めた思い出がある。一緒に仕事を始める前、私は英語関係の塾に勤めていた。教室がたくさんあって、その一つの教室の建て直しで、ストレスをためていた。身体にも影響が出た。元夫はそんな私の面倒を見てくれた。今思うと、一緒に仕事をしだしたのは、「支援」の気持ちではなかったのではないか。恋とか愛とかより、「助けてあげたい」という気持ちが強かったのではないだろうか。心のやさしい人だったから。

もう、食器は買えないが、そんなまっさらな気持ちの毎日を過ごしたい

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さまざまな結婚のかたち

2018-08-23 19:36:23 | 日記

 台風が西日本に上陸するらしい。湘南も今は風が強く、雨が降ったりやんだりしている。雲の動きも早い。また、四国や広島、関西に影響が出るのだろうか。「無駄になってもいいから、避難をしてください」とも呼びかけがある。命があればなのだろうが、住む家が流されたり、家財が土砂で汚れてしまったり、これからの暮らしをどうすのだろうか と心が痛む。高齢者や持病がある方はストレスがひどいと思う。小銭を寄付するくらいしかできないので、心苦しい。

 今朝の朝日新聞に変わりゆく家族の形でもあるのだろうが、「恋愛と生殖」という村田沙耶香さんの記事が載っていた。恋愛も生殖もしない自由がある という考え方だ。おばさんとしては、そうねぇ としか言えない。夕方には、千葉市が性的少数者(LGBT)や事実婚などのカップルにパートナーとしての証明書を交付する制度を来年4月から始めると発表した。事実婚を認めるのは日本で初めてらしい。

単に価値観の多様性を認めるようになったということなのだろうか。「戸籍」というものが基本の日本社会は、今回の千葉市のような制度が必要だろう。私自身も初めは籍を入れていなかった。でも、塾が大きくなり、不動産を借りるとき、銀行からお金を借りるとき、「同居人」ではまずいことが多かった。保険証は「同居人」なので、何かのときに証明にならない。わずか二十数年のことだが、世の中が変わってきた。そこには「家」ではなく、「個人」になってきたことなのだろうか。

夕方、散歩の帰りにショッピングセンターで「野菜の型抜き」を求めた。お店の人が「お孫さんと一緒に使うのですか?」と言う。そうだなぁ、「お孫さんになるのだろうな。ドッキリするようなお返事をしたくなる。「うちのパートナーと、女性ですけど」かしら。もう、結婚だなんだと悩むことはないが、今の時代はいいのか?難しい。

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おい がせまりくるが

2018-08-22 20:47:05 | 日記

今日も暑い。久しぶりに都内へ。都内は湘南よりも2度くらい気温が高いのではないだろうか。お盆休み明けか夏休み明けか、日焼けした白いYシャツの素敵な男性が多い。現役はいいなぁ と思う。まず、出かけるときに名刺忘れに気がつき取りに戻るとエアコンがついている。忘れ物もラッキー。久しぶりなので、スイカにチャージしなくてならない。日傘が邪魔でもたもた。電車に乗るとパスケースがない!チャージしたときの忘れたらしい。たいしたものは入ったないので、出てくるだろうだが、ああ、出かけないとこんなことになるとショック。

身の回りのものに注意しながら帰路へ。本を取り出そうとまたバックをごそごそ。うむ、皇后様が被るような藤色の帽子がない。あれは大事な母の形見だ。電車に乗って気がついた。首にゴムひもがある。そうだ、暑いので脱いだのだ。このほうがパスケースよりもショックだ。暑いせいではない。

文集の印刷の件で、都内まで紙を見に行ったのだ。ショップにいるときに、相談役の女の子が、このおばさん大丈夫かしら と心配そうだった。「そう、馬鹿にしたもんじゃないのよ」と内心思う。虫がいたのか、顔が痒くなる。あまり気にせずにいたが、家に帰りシャワーを浴びると頬から耳の後ろが赤くはれている。なんだ、なんだ、虫刺されじゃない。アレルギーか?髪を染めたからか? いままで髪を染めてもなんでもないから、皮膚炎か??

2時間もしないうちに赤みとかゆみが引いた。時々、こんなわけのわからないことが起こる。3年前くらいから1年に1回はこんな奇怪な事件が起こる。同年代の人は、やはり内緒だがそういうことが起こるという。

でもね、いいの。人生の仕上げの時期。いろいろ疲れも出るわ。嬉しいのは、20代から無駄と思ってやってきたことがここでまとまり、いい感じに仕上がっていることだ。生き方そのものもこのまとめに向かっていたことに気がついた。多少の(多いに意味がある)ボケも許していこう。

 

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女性の経営者

2018-08-21 19:29:21 | 日記

 暑さが久しぶりにぶり返した。久しぶりにガリガリ君などを食べてしまった。涼しかったあとの暑さは身体に効く。夕方になると、だるくなった。午前中、山形のサッカーのお友達から「白山のだだちゃ豆」がたくさん届いた。絶対おいしいとお墨付きだ。とはいえ、こんなにたくさんどうしよう??同時に親友のY子さんからじゃがいもやらお野菜が届いた。住宅問題で落ち込んでいると思ったのかもしれない。我が家はリッチだ。

そんな折にマンションを管理していたもう1軒の不動産屋さんの経営者と階段で出会った。「昨日はどうも」とお掃除の件でお礼を言われた。迫力ある女将 という感じの女性だ。管理会社も変わるので昨日は最後の掃除をしにきていた。ちょっと頼りない子分のような男性を2人連れて。何の連絡もなく大家さんはマンションを売り払った。「人とものは違うのよ。一人だって住んでいれば売却することを断るのが常識でしょ。それがなにも断りがない。不義理にもほどがる」と怒っていた。私の部屋の管理の不動産屋さんの社長も女性。ここは家族女4人で経営している。同じように怒っていた。

「すじが通らないことは許せない」これが女性の経営者かもしれない。「まぁ、まぁ・・・」なんて曖昧にすることはないだろう。男性ほどグレーゾーンが広くない。頑固さも時にはマイナスにもなるし、曖昧さもマイナスになる。だから、私は男性のいいアドバイザーがいるのがいいような気がする。大きな会社の役員の方の下で働いたときがあった。仕事の大事な姿勢を教えていただいた。それは今も役にたっている。徒然草ではないが「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」のようだ。幸い私はそんな人に恵まれ、頑固さも少しなくなったかな

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