長浜に来てから、空を見て天気がわかるようになった。特に雨が降りそうなときはよくわかる。これがもしかしたら普通なのかもしれない。都会にいると、自然の移り変わりがわからなくなるようだ。
朝6時に起きて、教会に行く。段々、ぐずになるので準備に時間がかかる。そして、駅まで15分歩いて、電車に18分乗って彦根へ、10分弱歩いて教会へ。40分はかかる。交通費は480円。ここからが神父様のお話。「なんでそんなにして教会へくるのですか?今日は日曜日ですよ。世間の人から見ると、ばかみたいですよ。毎週ばかを続けて、今回は司祭館の建て直しの寄付、11月は法王様が来日されるので、東京へいきましょう。教会の人以外はおかしいと思うでしょう」でした、。
キリスト教では「天国に富を積む」といいますが、次から次へとNPOのこと、教会のこととボランティアを考えます。でも、最近は本当に不思議なことが起こります。チームでも冷ややかに見ていた人が、急に協力してくれたり、金銭的な援助もあったり、それよりもたくさんの人に喜んでもらえている。でも、家のほうも少しだけど、きれいにできる。結局自分のこともできるようになった。
昨夜はラグビーかタモリか だった。NHKのブラタモリの「比叡山の修行、"比叡山母なる山”」を選んだ。比叡山に惹かれだしてもう何十年経つのだろう。特に根本中堂で静かにお参りしているのが好きだった。番組を見て、ああ、そういうことだったのか とキリスト者の私が仏様と向かい合えるわけがわかった。
始まりも終わりも、もっとも小さきものとして だと思う。その心は仏さまも神さまも同じだ。ともに歩める幸せを感じている。