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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

もっともちいさきものとして

2019-09-22 18:41:46 | 日記

長浜に来てから、空を見て天気がわかるようになった。特に雨が降りそうなときはよくわかる。これがもしかしたら普通なのかもしれない。都会にいると、自然の移り変わりがわからなくなるようだ。

朝6時に起きて、教会に行く。段々、ぐずになるので準備に時間がかかる。そして、駅まで15分歩いて、電車に18分乗って彦根へ、10分弱歩いて教会へ。40分はかかる。交通費は480円。ここからが神父様のお話。「なんでそんなにして教会へくるのですか?今日は日曜日ですよ。世間の人から見ると、ばかみたいですよ。毎週ばかを続けて、今回は司祭館の建て直しの寄付、11月は法王様が来日されるので、東京へいきましょう。教会の人以外はおかしいと思うでしょう」でした、。

キリスト教では「天国に富を積む」といいますが、次から次へとNPOのこと、教会のこととボランティアを考えます。でも、最近は本当に不思議なことが起こります。チームでも冷ややかに見ていた人が、急に協力してくれたり、金銭的な援助もあったり、それよりもたくさんの人に喜んでもらえている。でも、家のほうも少しだけど、きれいにできる。結局自分のこともできるようになった。

昨夜はラグビーかタモリか だった。NHKのブラタモリの「比叡山の修行、"比叡山母なる山”」を選んだ。比叡山に惹かれだしてもう何十年経つのだろう。特に根本中堂で静かにお参りしているのが好きだった。番組を見て、ああ、そういうことだったのか とキリスト者の私が仏様と向かい合えるわけがわかった。

始まりも終わりも、もっとも小さきものとして だと思う。その心は仏さまも神さまも同じだ。ともに歩める幸せを感じている。

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あきのしずかなあめに

2019-09-21 18:37:00 | 日記

連休初日の朝は静かに始まった。雨の音がよく聞こえる。二階へカーテンを開けに行くと、鉛色をした空が見えた。メールを開けると、「ラグビー、日本勝利!」と興奮のメールが多い。今日は家のことをしよう と決めた。毎日パソコン相手で仕事をしていると行き詰まる。頭の回路を変えないと、精神衛生よくない。「探し物はなんですか?」でいつも書類を捜している。まず、これを解決と 棚の書類の整理から始めた。終わると捨てる書類が半分以上・・・。

棚のあとは2畳の物置になっている部屋の整理。ここも引っ越してきてそのままなので空き箱やらごみが多い。身辺が片付くのはいいのだが、なんとなくさびしくもなる。毛糸がたくさんあるのに気がついた。これでゆっくりコタツカバーのモチーフつなぎなどできる日はくるのだろうか。

ふとだれとも話をしていないのに気がつく。といってだれかに電話する気にはならない。セブンへでも行ってこよう。寒い季節に向う。編み物と料理でもして家にいられたら、いいなぁ。そう、料理のレシピがたくさんあった。これだけ作ったのだろうか・・・。スマホ片手に料理の人ではないので、紙のレシピが捨てられない。クリご飯のレシピを出しておいた。

ストレスは時間の速さで増えるという。忙しく時間に追われる生活はストレスを生むらしい。秋のときが静かに過ぎていく。こんな日は「一人鍋」にでもしようか。

 

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それを言っては・・・

2019-09-20 18:28:50 | 日記

やはり長浜は北陸なのか、朝は寒いくらいだった。また、台風が来ている。千葉では雨になるらしい。被害が最小であるように祈るしかできない。今日で防災グッズがほぼそろった。私らしくなく、神経質に揃えた。これで安心はできないが、一人暮らしは自分でできるだけ責任を持たないと。

正義の味方のように議論したら負けないが、それで気持ちが済むわけでもなく、むしろ嫌な思いが残る。だれが聞いても「それは、そうですね、あなたの言うとおりです」といってもらえても、長年の仕事のお付き合いのある人との議論はむなしい。お互いに「気持ち」でやっていることもある。ビジネスではない部分はどうしても出てくる。(それがよくないのかもしれないが)こちらのほうが借りがあるのは事実で本当に仕事を超えてサポートしてくれたこともあった。

でも、それを言ったらおしまいになる。お互いに気持ちでよかれとやったことは「こんなこともしてあげたのに・・・」とは言わないほうがいいと 私は思っている。仕事以上に男女の関係でも、家族の問題でも、まぁ別れ話の折は双方からでてくる。それもさびしい気がする。だって、そのときは一生懸命に自分の気持ちでしたのだから。それを自分で汚すような気がする。

寅さんではないが「そいつを言っちゃ おしまいよ」ということもある。でも、別れるなら言いたいことを言ったほうがいいのかな。三島の「別れの美学」になるのか。きょうも後味が悪い。理屈は正しかった。でもね・・・・。先ほどからトタン屋根に雨音がする。そんなときの秋はさびしいね。

 

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なつのひのこひ

2019-09-19 18:28:52 | 日記

明日はお彼岸の入り。暑さ寒さも彼岸まで というが本当に過ごしやすくなった。我が家は、今の時期は綿布団の上掛けを使う。綿布団のよさを感じる。そろそろ長袖も出さないと。ぶろぐも衣替えをした。まだ、秋の色(オレンジ色かな)には少し早いので、「夏の思い出」というものにした。静かになった海辺を思い出す。

この年になって思うのは、あんなに喜んだり悲しんだりしたこいは、「暑がるようにあいし、寒がるように忘れた」の言葉通りだ。この世の終わりのように海を見つめた日もあったのに、いまは何も無かったようだ。少しでも早くと逢いに急いだことも、うそのようだ。「こひ」はそんなものなのかもしれない。

大事にとっておいたただの貝殻のように、心に残ったものはなんでもない「ことば」なのかもしれない。大事大事に持ち歩いている。どこにも書き残すことなく、自分の心に書き込んだ言葉だ。

あなたのこの夏の思い出は何ですか?海外旅行?ファンタスティックな花火、海に沈む夕日?私の思い出は、あの電動自転車に30分以上走らせて奥琵琶湖を見に行ったこと。あれは青春だった!逢いたくて、逢いたくて、走った青春の一ページのようだ。

 

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来世の子育ては

2019-09-18 18:50:33 | 日記

 半そでで外へ出ると寒いくらいだ。伊吹山がくっきり見える。9月も半ば過ぎ、秋は確実に近づいてきた。長浜の夕方の町は昼と違う風情がある。ステンドガラスの灯籠に灯が入ると異国の情緒もある。面白い町だ。

なんとなく仕事に乗らないと、ネットの記事をあれこれ見ている。国公立・私大の医学部への進学者の多い高校のランキングが地域別に出ていた。やはり、私立高校が多い。中高一貫校の強みと医学部進学コースがあるからだろう。私立中学への進学には、小4くらいから塾に通い、毎日毎日が受験勉強になる。一部の中学校では、考える力が必要な問題がでるが、やはり知識重視の問題が多い。塾が終わるのが9時近く、家に戻ってまた勉強だ。そんな受験勉強の方棒を担いでいたが、どうみても健全とは思えない。外遊びをして、生き物と触れたりして「いのち」を学ぶのにいい時期なのに・・・。

ここ長浜は(滋賀は)子育てにはいいところだと思う。歴史文化もあり、琵琶湖に住む生物に触れることもできるし、山に行って植物や地形も学べる。来世で子育てをするなら、ここがいいと思う。今の子どもたちは、ぜいたくな部屋を与えられ、スマホがお友だちで過ごすことが多い。「触れてみる」ということがない。受験のためにしか、植物も生物も憶えない。

 店先にイチジクが並び出した。育った家には大きなイチジクの木があった。今頃は、祖父母とイチジク採りをはしごに登ってしていた。雀が来たり、ハチが来たりしていた。台風が来ると池が溢れて金魚が死んでしまったりした。そういう時代を生きられたこと、都会ではあったが四季折々の花を植えてくれた祖父に感謝するこの頃だ。男の子でも女の子でも、毎日自然の触れてたくましく育ってほしいと思う。来世の子育てが楽しみだ。

 

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