今日は朝から天気がいい。予報では午後からも崩れる心配はなさそうだ。膝の方も心配したほどひどくなく何とか歩けそうなので0630時予定通り出発する。
今日は仙水峠から甲斐駒方面とは反対の早川尾根を歩く。この尾根は眺望がいいので甲斐駒、鳳凰三山、白根三山などがよく見えるはずだが・・・。
朝の光が差し込む登山道
仙水峠(2264M)から早川尾根にとりつくが、のっけから急登である
急登で高度は上り、振り向けば甲斐駒が見える。
先回の 雲の平のときは花が咲いていたナナカマドも実がついている
夏の終わりを告げるトウヤクリンドウも蕾がふくらみ始め、季節は着実に秋に向かっているようだ。
栗沢山(2714M)を経て、1100時過ぎアサヨ峰(2799M)着。
ガスって何も見えない!
1130時、アサヨ峰から早川尾根小屋を目指す。小屋までの標高差は330M程度だが、岩場の細かいアップダウンの繰り返しとなる。
振り返るとさっきのアサヨ峰が見えるが、依然遠望はなし
先行するパーティーもガスの中
秋を告げる花、トリカブト
夏の名残、オトギリソウか?
細かいアップダウンに消耗し、1430時早川尾根小屋到着。小屋のアイドル犬ソウマ君に癒される
時間的にはこの先、広河原まで下れそうだが、疲れたのでここで沈没
ここのテント場は陽当たりがよさそうなので、昨日濡れたものを広げて 日干しする
時間が早いのでのんびりとお茶を飲んだり、他の登山者と話をしたりして過ごす。
奈良から来ていた男性は百名山ならぬ百高山に登っておられるとのこと。単純に標高の高さで上から百座のことらしい。百名山なら北は利尻島から南は屋久島まで広範囲で、時間的にも経済的にも大変だが、百高山なら本州の中央部に集中しているので効率がいいとのこと。個人的には順番につぶしていく登り方にはあまり興味がないが、そういう登り方もあるんだと感心する。