窓を新しくする工事が終わったら、今度は外壁を塗り替えるという大仕事が待っている。
現在の外壁は、薄いブラウンに窓枠などの部分が濃いブラウン。
それを何色にするかで家族会議になっているのだが、それぞれ好みが分かれて決まりゃしない・・・
夫の母は、深緑に白い窓枠がいいと言う。
色だけ見たなら、かわいいかも。でも屋根の色が煉瓦色で、家のまわりはジャングル仕様。
緑の中にさらに深い緑の家が、煉瓦色の屋根を乗せてたたずんでいる図は、保護色というか、なんというか。
だからこの深緑説には他の3人が強く反対。
出かけた先で見かけた家の外壁の色がよかったと誰かが言えば、それを見に行ったり、
私が家の正面図をスケッチして、たくさんコピーし、あらゆる色で塗り分けたものを作って比べてみたりしているが、
夫の父は、全体に白に近い色がいいと言い、
夫はクリーム色に濃いブラウンのエッジがいいと言い、
私はクリーム色より黄色が強い色に、白いエッジがいいと言う。
そんなだから、自分がいいと思う色がいかにいいかを力説しあうだけで、いっこうに歩み寄ろうとしないのだ。
4人が好きな色を、家の一面ずつ塗るか、という笑えない冗談が出てきた頃、
もめることにも飽きたか、ようやく歩み寄ることを学び、具体的に色を絞った。ココまで来るのに半年。
それがこれ。
それぞれがいいという色を混ぜただけ・・・・・・・
しかし、いかんせん、この小ささで、家の壁を想像しろというのは無理。
左から2枚目の、真ん中の色のペンキを調合してもらって、工事で余った大きめの板に塗ってみた。
深緑じゃないものの、好きな緑で満足していた夫の母が
「なんだかイースターみたいね・・・見本と全然違うワ」
まさにその通りで、これならまだ深緑のほうがよかった。
これを見て、再びそれぞれが、やっぱり白がいいんだとか、クリームだとか言い出し、かくして振り出しに戻る。
外壁の色を迷っててね、と友人に言うと、
「今どんな色だっけ?」
私よりも古く、何度もこの家を訪れているはずの人でさえ、そんなもんだ。
人の家の外壁の色なんか、意識して見るのは自分の家の色を決めるときだけだ。
だからきっと、どの色で塗ったって、1ヶ月もたてば慣れてしまうに決まっている。
それなのに、いまだ白紙状態。
いつか晴れて塗り替える日が来るのだろうか。
私はもう、なんだかどうでもいいような気になってきているのである。
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現在の外壁は、薄いブラウンに窓枠などの部分が濃いブラウン。
それを何色にするかで家族会議になっているのだが、それぞれ好みが分かれて決まりゃしない・・・
夫の母は、深緑に白い窓枠がいいと言う。
色だけ見たなら、かわいいかも。でも屋根の色が煉瓦色で、家のまわりはジャングル仕様。
緑の中にさらに深い緑の家が、煉瓦色の屋根を乗せてたたずんでいる図は、保護色というか、なんというか。
だからこの深緑説には他の3人が強く反対。
出かけた先で見かけた家の外壁の色がよかったと誰かが言えば、それを見に行ったり、
私が家の正面図をスケッチして、たくさんコピーし、あらゆる色で塗り分けたものを作って比べてみたりしているが、
夫の父は、全体に白に近い色がいいと言い、
夫はクリーム色に濃いブラウンのエッジがいいと言い、
私はクリーム色より黄色が強い色に、白いエッジがいいと言う。
そんなだから、自分がいいと思う色がいかにいいかを力説しあうだけで、いっこうに歩み寄ろうとしないのだ。
4人が好きな色を、家の一面ずつ塗るか、という笑えない冗談が出てきた頃、
もめることにも飽きたか、ようやく歩み寄ることを学び、具体的に色を絞った。ココまで来るのに半年。
それがこれ。
それぞれがいいという色を混ぜただけ・・・・・・・
しかし、いかんせん、この小ささで、家の壁を想像しろというのは無理。
左から2枚目の、真ん中の色のペンキを調合してもらって、工事で余った大きめの板に塗ってみた。
深緑じゃないものの、好きな緑で満足していた夫の母が
「なんだかイースターみたいね・・・見本と全然違うワ」
まさにその通りで、これならまだ深緑のほうがよかった。
これを見て、再びそれぞれが、やっぱり白がいいんだとか、クリームだとか言い出し、かくして振り出しに戻る。
外壁の色を迷っててね、と友人に言うと、
「今どんな色だっけ?」
私よりも古く、何度もこの家を訪れているはずの人でさえ、そんなもんだ。
人の家の外壁の色なんか、意識して見るのは自分の家の色を決めるときだけだ。
だからきっと、どの色で塗ったって、1ヶ月もたてば慣れてしまうに決まっている。
それなのに、いまだ白紙状態。
いつか晴れて塗り替える日が来るのだろうか。
私はもう、なんだかどうでもいいような気になってきているのである。
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