ビニールにくっついたゴミかと思った。
これ、何かの種。
最初にテーブルの下で見つけた時、ゴミだと思って捨てた。
でも、家の中に、いくつもコレが落ちている。
玄関を出たところにも、ドライブウェイにも落ちている。
親指の爪の半分ぐらいの大きさで、まわりの透明な部分は、手触りがシャカシャカした感じの薄いビニール。
まるで種が薄いビニールでラミネート加工されているのだ。
土に落ちると、このビニール部分が自然に溶けたりするんだろうかね。
種だけよりも、こうしてビニールのひらひらがついているほうが、風に乗って遠くまで飛んでゆく。
現在工事中で、家のあちこちが開いたままになっているから、いくつも風に運ばれて入ってきた。
海に入ると、マングローブの種がプカプカ浮いていることがあるが、
あれだって、沈まないで、茶柱のように浮かんで、波に運ばれてゆくのだ。
自然って完璧だー、と感心する。
それからは、この種は捨てないで、2階の窓からまた外に飛ばしている。
この中のどれかが、この島のどこかで根付いて大木になってゆくかもしれないんだなあと想像しながら。
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