太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ハヌカ

2012-12-11 16:23:18 | 日記
夫の友人に、 ハヌカのパーティに招かれた。

カメラを忘れて行ったので、写真ナシで・・



ハヌカというのは、ユダヤ教のお祭りのこと。

ユダヤ人である友人家族はクリスチャンではないので、けして「メリークリスマス!」とは言わないし、また、彼らに対してそう言ってもいけないのである。

街の中のサインや、デコレーションが、

メリークリスマスではなく ハッピー ホリデイ と書いてあるのは、

そういう人たちのことを慮ってのことだ。



ここのところが、宗教的にはフレシキブルにできている日本人には馴染めない部分。

いろんな民族がいれば、それぞれに信じるものが違うのは当たり前なことなんだけれど、

今まで宗教上の違いについて深く考えたことがなかったから、改めて宗教について勉強する機会も多い。



そこでハヌカのことを調べてみたのが以下。

ヘブライ語で「奉献」を意味する。

ハヌカが行われる日はその年のユダヤ暦で決まるが、だいたい12月頃で、日没とともに始まる。

紀元前1世紀にユダヤ人がエルサレムの神殿を奪還し、再び奉献したことを祝う楽しいお祭り。

イスラエルを占領したユダヤ人の信仰を禁じたシリア王に対し、マカベア戦争でユダヤ人が勝利したことを記念したもの。指導者マカベアは、奪回した神殿に永遠の火を灯そうとしたが、神聖な脂が一晩分しか手に入らなかった。

ところが奇跡的に、その油は8日間の間燃え続けたことから、ハヌカは8日間にわたって祝うお祭りなのだそうだ。




今日はその8日間の始まりの日ということらしい。

お祈りを捧げながら、1本ずつロウソクに灯をともす。

ろうそくの油、というキーワードから、油を使った料理が多い。

デザートも、日本でいう「揚げパン」のようなもの。





宗教の話は、ほんとーーーにデリケートで、

学校で習った程度の知識じゃ全然おいつかない。

ユダヤ教もキリスト教も、キリストさんが生まれる前は同じだったんだから、

紀元後も仲良くやっていけばいいのに、と簡単に思っている私には、絶対に口出しできない部分なのである。








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