太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

小僧寿し

2014-08-01 07:17:35 | 食べ物とか
休みの今日のお昼は小僧寿し。

小僧寿しはハワイでも持ち帰り専門で、いろんなところに店がある。

我が家の近くのショッピングセンターにもあって、日本人など滅多に見かけないこの地域で

お客なんかいるんだろうかと思うけれど、そこはハワイ。

ここの人達は子供の頃からお寿司を食べ慣れている。

パーティといえば、お寿司のセットが出てくる。


日本食レストランでは、ドラゴンロールとかカリフォルニアロールといった名前で、

アナゴやらを豪快に巻き込んだ巻物が人気。



ハワイで持ち帰り寿司なら、「小僧寿し」か「NINJA寿司」。

回転寿司なら「元気寿司」。








Moriawase(もりあわせ)


700円ぐらい。高いのか安いのかわからん。

日本の小僧寿しではいくらぐらいなんだろう。


ハワイでは、「もりあわせ」は通じる日本語のひとつ。

夫に出会ったばかりの頃、レストランに入ってメニューを決めていたら

「Do they have MORIAWASE?(もりあわせ、ある?)」

と言ったので、なんでそんな日本語を知っているのかと驚いた。



この写真、右下にマグロがあったんだけど、写真を撮る前に食べてしまった。


オーダーすると、店の奥で握ってくれる。

もちろん日本人じゃない。

わさびは入れてもいいかとも聞いてくれる。

味は、普通においしいお寿司の味。

ご飯もほどよく固めで、お酢の具合もいい。

卵焼きがもうちょっと厚かったら申し分なし。


ハワイにも、高級寿司屋がある。

もちろん入ったことはないけれど、値段が書いてないらしい(怖!)という噂もあるし、

最低1万5千円からという噂もある。

1万5千円だとして、それに税金、さらにチップ15%から20%を乗せたら

軽く2万なにがしかになる。


また、別の店では、自分が食べたいものを食べられないのだという。

そこは夫も行った事があるので確かだ。

マグロの中トロを頼んだら、「おまえは今マグロを食べたくはない」と言って

海老が出てきた。

大将が握りたいものを、お客の嗜好抜きで出してきて、1万円以上。



そう思うと、なにもハワイでそんな思いをしてお寿司を食べなくてもいいじゃないかという気にもなる。

食のハードルが低くて、ほんとによかった。

小僧寿しでじゅうぶん満足。

マグロもイカもサーモンも、確かにマグロでイカでサーモンだし。



私の次に入ってきた女性が「スパイシーアヒ」を頼んだ。

アヒとは、マグロのこと。

これもよくあるメニューの一つで、マグロの赤身をたたいたもの(なんていうんだっけ?忘れた)に

ぴりっと辛い味付けがしてある巻物。

「半分は辛くして。半分はあまり辛くしないで。生姜は多めに入れて、わさびを隅に入れておいて」


アメリカ人だなーと思う。


スターバックスで

「ミルクはノーファットで、ホイップは抜き、キャラメルを少し垂らして氷は少なめ、それから・・」

と延々と指示する人達。


ここは小僧寿しなのに??


私はだいたい欲しいものに近かったらそれでいいにしてしまう。

時には何が欲しいかもよくわからないことさえあって、

人の提案に乗っかるのがラクだと思うこともある。

自分が欲しいものが明確で、妥協しないところは、見習いたいところではある。







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