太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

流れ

2016-05-02 06:35:42 | 日記
姉がメールで知らせてくれるまで、日本がゴールデンウィークであることを忘れていた。

前の職場は都会にあったので、日本語新聞がいつでも手に入ったし、

日本人の同僚と話す機会もあって、こんな私でも最低限の話題にはついていけた。

田舎に引っ込んでしまってからは、すっかり日本の情報からは隔絶されている。

それで姉が、何かあったら知らせてあげる、ということになったのだった。




転職したことで、確実に流れが変わった。

絵を制作するエネルギーが、俄然強くなったと思う。

転職の前後に、展覧会に出していた私の作品のうち二点が売れそうになった。

「そうになった」というのは、私がそれを売るかどうか、まだ決めかねているから。

まったく知らない人に、具体的に買う意思を示されたのは初めてだ。



そして、私の作品を、今の職場で売ることができるようになった。

オリジナルは大きいし、値段が張るから、コピーして、厚紙のマットに入れたものを売る。

きっかけは、月曜日に来るマイクという画家との出会いだった。

職場では曜日ごとに違う画家やクラフト作家が店を出す。

マイクに私の作品の写真を見せたら、これは絶対に売るべきだ、という。

マイクはアクリル画家で、オリジナルはいくつかのギャラリーで売り、

ここではコピーを売っている。

渋る私に、自分が使っているプロフェッショナルなコピー店を教えてくれて、

紹介状も名刺の裏に書いてくれた。

コピーを作ったら、マイクの作品と並べて売ってくれるというのだ。

マネージャーに聞いたら、即答でオッケーがでた。

ということで、月曜日だけだけれど、私の作品が店頭に並ぶ。



コラージュのメンターであるスーザンが、月に2回、スタジオをもってくれている。

スタジオというのは、コラージュ仲間が集まって各自の作品を作る。

自分以外の人の意見を聞くのは、想像以上に大切なことで、

行き詰まっていても、途端に道が開けたりする。

これが、借りるスタジオの都合で毎回火曜日。

以前は水曜日が私の休みだったので、なかなか参加できなかったんだけれど、

今は火曜日が定休で、ほぼ毎回参加できる。



ある人から、作品の依頼があった。

そして、木馬を拾った。

近所のブライアンが孫の為に作った素朴な木馬で、

孫も大きくなって、もう使わないから捨てるのだという。

あわててもらってきて、これをコラージュで変身させるのだ。



やりたいことが、てんこ盛り。

しかもみんな、アート関係。

確かに流れが変わった。





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