引き出しの匂いで思い出したことがある。(引き出しの話はコチラ)
どうしても説明できない不思議な匂いに何度も出会う。
仕事をしている時に、お茶を飲む。
職場にはおいしいコーヒーがあって、飲み放題なのだけれど、
朝、家でコーヒーを飲むし、気が向いた時と3時の休憩に飲むぐらいだ。
1番おいしいと思うのは日本から持ってきた緑茶だが、
ハーブティや緑茶ベースのフレイバーティなど、いろんな種類を買ってある。
その中のハーブティのひとつが、飲んだ途端、思いがけない味が広がった。
それは、おじいちゃんちの納屋の壁の味。
母方の祖父の家は田舎にあって、改築する前の家のトイレは外にあり、
子供の頃は夜トイレに行くのが怖くて仕方がなかった。
トイレの横に納屋があった。
納屋の壁は土をこねて作ったもので(なんというのだろう?)、壁の中に繊維が混ざっていた。
その納屋の壁の匂い(味)がするのである。
味と匂いは同じものだと思う。
納屋の壁を食べたことはないのに、その味がすると思うのだから。
私は何度もこの匂いに出会っている。
それもすべて食べ物や飲み物である。
口にした瞬間、「アレだ!」と思う。
そしてそのあと、それが何だったか忘れてしまう。
なにかのスパイスの香りが、納屋の壁の土臭さに似ているのかもしれない。
美味しくはない。
どちらかというと印象は不味いのだが、
不思議なことに、何度か食べたり飲んだりしているうちに好きになってくる。
きっとこのお茶の名前も、すぐに忘れてしまうのだろう。
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どうしても説明できない不思議な匂いに何度も出会う。
仕事をしている時に、お茶を飲む。
職場にはおいしいコーヒーがあって、飲み放題なのだけれど、
朝、家でコーヒーを飲むし、気が向いた時と3時の休憩に飲むぐらいだ。
1番おいしいと思うのは日本から持ってきた緑茶だが、
ハーブティや緑茶ベースのフレイバーティなど、いろんな種類を買ってある。
その中のハーブティのひとつが、飲んだ途端、思いがけない味が広がった。
それは、おじいちゃんちの納屋の壁の味。
母方の祖父の家は田舎にあって、改築する前の家のトイレは外にあり、
子供の頃は夜トイレに行くのが怖くて仕方がなかった。
トイレの横に納屋があった。
納屋の壁は土をこねて作ったもので(なんというのだろう?)、壁の中に繊維が混ざっていた。
その納屋の壁の匂い(味)がするのである。
味と匂いは同じものだと思う。
納屋の壁を食べたことはないのに、その味がすると思うのだから。
私は何度もこの匂いに出会っている。
それもすべて食べ物や飲み物である。
口にした瞬間、「アレだ!」と思う。
そしてそのあと、それが何だったか忘れてしまう。
なにかのスパイスの香りが、納屋の壁の土臭さに似ているのかもしれない。
美味しくはない。
どちらかというと印象は不味いのだが、
不思議なことに、何度か食べたり飲んだりしているうちに好きになってくる。
きっとこのお茶の名前も、すぐに忘れてしまうのだろう。
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