太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

アメリカ人はドライか

2017-04-27 07:41:37 | 日記
ここ数年で、夫の両親の友人らが、櫛の歯が抜けるようにハワイを去った。

彼らはみんな、アメリカ本土にいる子供や孫の近くに引っ越してゆくのだ。

それを、私はとても意外に受け止めている。

私のイメージのアメリカ人は、もっとドライで、

親は親、子供は子供でさっぱりとやってゆくのだと思っていたからだ。

そもそも、生まれた時から違う。

親子で川の字はアジア人で、アメリカの赤ん坊は一人でベビーベッドに寝かされる。

大人が行く場所に、子供は連れていってもらえず、ベビーシッターが来て子供をみる。

学生でなくなった子供が親の家にいるのは恥ずかしいことで、子供はさっさと独立する。

ハワイの場合、住居費が異常に高いのと、アジア人が多いのとで、子供が親と住んでいる家庭は

本土よりは多いと思うけれど。



一般的にアメリカは、親が年をとったら家を売り、ナーシングホームに入る。

それもハワイに関しては、良いナーシングホームは家を1軒売ったぐらいで入れるものでなく、

庶民の手が届くところは、倍率が高くて入るのが難しいらしい。

だから、生活コストが安い本土に引っ越す人たちがいるのは確かだ。

しかし、夫の両親の友人らは皆、そこそこ余裕がある人たちばかりであるのにもかかわらず

人生の大半を過ごしたハワイを捨て、新天地に行ってしまう。



子供や孫の近くに住みたい。



それは国を超えて、共通する思いなんだろうか。

子供も孫もいない私には、生涯わからない気持ちなんだろう。





にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村