太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ぞうりタコ

2017-04-13 06:57:05 | 日記
八本足のタコの新種ではない。

職場では、アロハ柄のノースリーブのトップは支給で、ボトムは黒か白、ベージュであれば自由だ。

そして足元は、ほとんどの同僚がビーチサンダルを履いている。

アメリカ全州の中で、ハワイだけがビーチサンダルで車を運転してもよい、という法律があることからしても、

ここじゃビーチサンダルは準・正装といっても言いすぎではない。

学校の行事も、食事も、旅行も、何とかの式も、どこでもビーチサンダル。

何種類かのビーチサンダルがあれば、他の靴がなくてもハワイでは困らない。

私も、最初は「仕事するのにビーサン?」と思ったのだが、すぐ慣れた。

涼しいし、泥がついたら履いたまま水で流せる。



ところが、1年近く経った頃、なにげなく足の裏を見て ギョ っとした。



足の裏の、かかとの真下の、その内側部分に線状に皮膚が硬くなっている。

一日中、素足にサンダルを履いて動き回っているうちに

こんなところにタコができたのだ。



本屋で働いていた時は、踵がしっかりある靴を履く決まりがあったので、スニーカーを履いていた。

4年近く、1日8時間動き回っていたけれど、タコはできなかった。

だからこれはサンダルがもたらすタコに違いない。

足にタコができたのははじめてだ。

そういえば昔、祖父が足の親指にできたタコを小型のナイフで削っていたことを思い出す。

同僚に言ったら、ぺディキュアをしてくれる店で、タコもきれいにしてくれるというのだが、

それもめんどくさい。



そういうわけで、翌日からスニーカーを履いている。

サンダルのほうが、見た目はすっきりしているけれど、

歩き心地はスニーカーには遠く及ばない。

1ヶ月以上たってみて、ぞうりタコは育つのをやめ、気持ち柔らかくなっている気がする。






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